FrontGround Music?

こんにちは。この記事では「歌詞・ボーカル付きのゲームBGM」についての自分の考えを少し。

歌詞のついているゲームBGM、みなさんは何か思い当たる節はあるでしょうか?MOTHER2のSmiles and Tears、ペルソナシリーズの戦闘曲やリズム天国の一部のゲーム、Splatoonのシオカラ節、最近のゲームだとOMORIのMy TimeにDELTARUNEのDon't Forget、ポケモン最新作のエンディングなんかはエドシーラン提供の楽曲だったり………自分の趣味が完全にバレてしまう前にやめておきましょう。考えてみるとBGMというよりはエンディングなんかに多いかもしれません。エンディングもボーカル無しのBGM多いし一応BGMって分類に入れて良いと思うんですけどね。

以前自分は「BGMの凄いところは曲が流れている時は気にならないのに改めて曲単体で聴いてみると鮮明に覚えているところだ」みたいなことを言った気がします。この考えに則ると歌詞付きのBGMって全くすごくないですよね。気にならないどころか絶対気にしちゃうし。でも歌詞付きの奴らにはそいつらにしかない良さがあると思うんです。それって一体何なんでしょうか。


…‥少し考えてみました。自分なりの答えは「そのゲームに対する没入感を高める」だと思います。要は「俺このゲームやってるなあ感」の増幅みたいな。
 リズム天国にはアイドルオタクとしてアイドルのステージを盛り上げるゲームがあります。もちろんアイドルは実際に歌詞付きの歌を歌っているし、それに手拍子を合わせる形で盛り上げるわけです。このゲーム、リズム天国の数あるリズムゲームの中でも上位の知名度と人気がある気がします。「リズム天国といえばこれ!」ってやつですね。
 ペルソナシリーズの戦闘曲なんて言うまでもないでしょう。全力で洒落たゲームを目指していることが明白なペルソナシリーズにとっては歌詞付きの洒落たBGMはもはや必要不可欠です。ペルソナのBGMといえばMass DestructionだしReach Out To The Truthだし、Life Will Changeなわけです。
 シオカラ節も凄いですよね。Splatoonの世界にシオカラーズという人気のアイドルがいる、ということをプレイヤーに実感してもらう1番の手段は彼女たちの楽曲を作中に登場させてしまうことで間違いありません。2、3と作品を追うごとにアレンジされているのもいいのですがそれはまた今度……
 先ほどあげたエンディング曲たちも没入感、というよりは余韻を膨らませてくれるような気がします。MOTHER2のあたたかさ、DELTARUNEの章は終わったけどこれから何かが始まる感じ、OMORIのなんとも言えない後味の悪さ、ポケモンの冒険を肯定してくれるような輝かしさ……エンディングひとつとっても千差万別です。


……いかがでしたでしょうか。こんなんゲームプレイして聴かなきゃわかんねえよ!と思ったそこのあなた、正解です。でも気になっちゃったから書くしかなかったんです……。また少しBGMが好きになったような気がします。それではまた今度。

p.s.これを書こうと思ったのは久しぶりにLife Will Changeを聴いてたからです。カッコいいので是非。

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