櫻坂にとっての渋谷とは。UDAGAWA GENERATION

https://youtu.be/MjOlYS1z0q8?feature=shared

buddiesもケヤヲタもほぼ黙殺してる、とあるプロジェクトチーム&タイキさんの活動がひっそりと今年中に終了するかもよという動画を眺めていた。動画の詳細にはタイキさんが獲得すべきフォロワーの目標値はなんと500人というハードルが掲げられた。動画は1000回前後しか見られていない。タイキさんのTwitterのフォロワーはわずか230人程度だ。いまさっきこんなぎ推しのbuddiesを見たらフォロワーは623人いた。名も無きファンでもたやすく到達できるラインだった。

とあるプロジェクトチームはメンズ欅坂として謎の残党がネオナチみたいに復活の地下活動をしているかのようだった。かつて本当にナチス衣装で批判を浴びた欅坂を信奉し、嘘が本当かわからない情報を出し続けた。

私はそれを信じるかどうかはともかくとして、とあるプロジェクトは一貫してダークな(中二病の)考察ゲームや、はたまた陰謀論として欅坂を解釈していると捉えていた。ほとんどの人が浅はかと思うだろう。

口直しに櫻坂の11thの「UDAGAWA GENERATION」の選抜発表を見る。フォーメーションのフロントがるんてんかりんと櫻坂初期のフロントに戻るようなかたちだ。でも、ここで思い当たるのは、櫻坂もとあるプロジェクトも欅坂の背景に設定されていた渋谷の存在を、表題曲MVや歌詞の中では黙殺することでスタートしていたことだったりする。

櫻坂が渋谷を思い出すときは、やっぱり殺伐としたコンセプトも思い出すことになる。再開発で文化都市の姿を消したタイミングで登場した欅坂。それは軍服のような制服を着て、学生生活はまるで戦場のような苦しみみたいなコンセプトがあった。みぃちゃんふーちゃんの動画で久しぶりに欅時代の制服を見てそう思う。

初期櫻坂のOSRINによるジャケ、Remi Takenouchiさんの衣装は欅坂という俗世から解脱する修道女みたいで、楽曲世界とまったく別の物語性があった。あれから数年、楽曲もパフォも力をつけ、櫻坂がstart over!のジャケから久々に渋谷を意識した楽曲をやろうというのはまた俗世に戻ってくる感はある。まあ、最大の切り離せない俗世はそもそものやすすなんだが。とはいえ最近の櫻坂とか僕青の歌詞を見るに、やすすも自身の俗に身をやつして解脱したがっているかのようだなって思う。

欅坂がスタートした時期ってパルコも閉まっちゃって文化都市としての存在感があれになっちゃった頃に、渋谷を押し出してた。あれから10年が経ち、渋谷にふたたびパルコが開店した。再開発で駅周辺の文化が変わった。

しかし宇田川周辺は旧来の渋谷文化をアピールしてたとこと思う。櫻坂がそれをタイトルにするのは懐古になるのか。それとも再開発後の渋谷(つまり欅坂後の渋谷だ)に対する批判になるのかはわからない。ともあれ、表題曲が真正面から渋谷を意識すること=ここ数年の櫻坂のパワーである対欅坂ということ、ここで私が書き続けてる、俗世でトラウマを負った子供時代にケリをつけることみたいな感じがある。そしてそれは、4期加入前ということで最終段階にきているのかもって思う。