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#6_ヨーロッパサッカーの面白いところ②「レアル・マドリーがUCL準決勝で見せた「マドリディスモ」とは?」⚽

こんにちは!内藤 司です♪

今回は世界のサッカーで最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグ(以下、UCL)で、今季劇的な試合を数多く演じ、決勝に進出したレアル・マドリーの精神である「マドリディスモ」(マドリー精神)について書きたいと思います。

決勝トーナメント1回戦 PSG戦

今季のUCLでのマドリーの戦いをざっくり振り返ると、予選リーグを首位で突破し、迎えた決勝トーナメント1回戦でのパリ・サンジェルマン戦。

アウェイでの1stLegを1-0で破れ、後がない状況で迎えたホーム・ベルナベウでの2ndLeg。前半39分にキリアン・エンバペのゴールでパリに先制を許し、いよいよ敗戦ムード満載で迎えた後半、マドリーのエースであるカリム・ベンゼマがマドリディスモを見せて、後半だけでハットトリック(1試合3得点)を決めるて、結果としては3-1に。大逆転勝利で2戦合計3-2となり準々決勝進出を決めました。

準決勝 マンチェスターC戦

これだけでは済まないのが、「マドリディスモ」を持ったレアル・マドリー。準々決勝でチェルシーを破り、迎えた準決勝のマンチェスター・シティ戦。アウェイでの1stLegで4-3とパリ戦同様に敗戦スタートとなったマドリー。

ここで、またしても「マドリディスモ」を感じられる試合がありました。勝ち抜けには勝利しかない状況で迎えたベルナベウでの2ndLeg。またも、シティのリヤド・マフレズのゴールで先制を許し、3点以上取らないとならない厳しい状況となり、いよいよ後がない状況となる。

そして迎えた後半45分、21歳のブラジル人FWロドリゴがベンゼマからのマイナスのボールに合わせて1点目。更にその1分後、またしてもロドリゴがクロスに合わせて2点目。

2戦合計5-5となり、延長戦へ。そして、最後はベンゼマがPKを決めて後半45分からの大逆転勝利で決勝進出を決めました。


、、、と、ここまで今季のUCLでの戦いを振り返ってきましたが、まず「マドリディスモ」という言葉を使って振り返ってきました。この言葉、欧州サッカーの世界ではとても有名な言葉なんです。

マドリディスモ(マドリー精神)とは

サッカーダイジェストの記事「ビギナー向けの「マドリディスモ論」――クラシコ完敗でマドリーが失った“2つのもの”【現地発コラム】
による「マドリディスモ」とは、

「マドリーはビッグなものを好む。だから目指すところが明確で、稀にしか目標設定を間違えることがない。」

という考え方である。と記載されている。

まさに、これは何か目指すものがある人にとっては、とても重要な考え方であると思います。なにか目的がある人にとって、目指すものが明確であればあるほど、目標がずれることはないと思います。

今季のUCLでのマドリーの戦いは、まさにこの「マドリディスモ」が感じられる試合で、サッカージャーナリストでありDAZNのスペインサッカー中継解説を担当しているスペインサッカーの第一人者である小澤一郎氏も

「どう伝えたらいいか、わからない」「マドリディスモと言う言葉でしか語れない」と伝えており、

マドリーのアンチェロッティ監督も「誰も最後まで白旗を挙げない、諦めない。だからこそ、マドリーがこれだけのタイトルを獲得してきたのだ」と言っているのを聞いても、

マドリディスモから感じるもの

改めて最後まで諦めないで目指すモノを明確にして、進み続けることが人生でも大事だな〜と学びのある試合でした。

まさにこれこそがレアル・マドリーというクラブ、ここまでの結果・伝統を創ってきたクラブなのだな、これこそが「マドリディスモ」なのだなと感じました。

今回はレアル・マドリーの精神であるマドリディスモについて書きました。

では、また〜ヽ(=´▽`=)ノ


参考

サッカーダイジェスト「ビギナー向けの「マドリディスモ論」――クラシコ完敗でマドリーが失った“2つのもの”【現地発コラム】」
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=107775

YouTube「小澤一郎 Periodista」チャンネル
「ミラクル・マドリー、言葉にできない……。ベルナベウの魔法、マドリディスモでCL決勝進出!|CL 準決勝 2ndレグ レアル・マドリー vs マンチェスター・シティ レビュー」
https://www.youtube.com/watch?v=gZRqm6Bb7bk&t=236

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