つか

どんな服を着たいか自問自答し、その過程や結果を書き綴る実験ノートです。⌇2022年10月「1年3セットの服で生きる」読了。自問自答ファッション講座を受けてみたい。

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どんな服を着たいか自問自答し、その過程や結果を書き綴る実験ノートです。⌇2022年10月「1年3セットの服で生きる」読了。自問自答ファッション講座を受けてみたい。

最近の記事

【映画感想】二人ノ世界

映画「二人ノ世界」(監督:藤本啓太) NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」で土居志央梨さんという役者を知って、過去作を調べた時に一番に観たいなぁと思った作品。 配信もソフト化もされておらず残念に思っていたところ、なんと劇場で再上映されることに…!ということで観てきた。 とても良かったので、もっと上映館が増えて沢山の人に観てもらいたい。 役者さんの演技はもちろん、まず台詞やストーリーが良くて。日本シナリオ大賞の受賞作なのね。(脚本・松下隆一) 以下感想。 主人公の俊作も、

    • 【映画感想】東京カウボーイ

      映画「東京カウボーイ」(監督:マーク・マリオット) 対話を恐れるな、ということだと思う。 モンタナ州の牧場の牛の大移動の日。 休憩時間に自ら振る舞ったビールをわざと溢す主人公・英輝に「飲めないのか?」「貸せ、それじゃ休憩にならないだろ」と笑って言う仲間たち。下戸であることを隠さなければ馴染めないと思い込み恐れていた英輝だが、そんなことで気持ちが離れていくような仲間ではなかった。 夜、焚き火を囲んで大仕事を終えた仲間同士語らう中で、英輝に「(日本の婚約者との)子どもは考え

      • 【映画感想】成功したオタク

        【映画】成功したオタク(監督:オ・セヨン) 自分の足元が崩れるような絶望、罪悪感に苛まれた時、どのように気持ちに整理をつけるのか。 その答えの一つを見せてもらった。 普段ドキュメンタリー映画を観ることはなく、こちらもドキュメンタリーだとは知らずに観に行ったのだが、自身の辛い経験を見つめ直し映画作品として昇華させた、監督のオ・セヨンさん(かなりお若く見える)の行動力と賢さ、サバイブ能力がすごい。 オ・セヨンさんが青春の7年間を捧げた“推し”が犯罪者になってしまった。 素

        • 【映画感想】哀れなるものたち

          映画「哀れなるものたち」(監督:ヨルゴス・ランティモス) 前半は、やたら下ネタ多いなぁ、ちょっと前に自我が芽生えてイヤイヤ期を迎えたばかりの幼児の脳を持つベラ(主人公)がこんな感度のいい性欲モンスターか?という首を傾げる印象だった。 若くて美人で無垢で無知、性に奔放ってただの男の理想の女像じゃん…と面白くない気持ちに。 ただ、ストーリーが進み、ダンカンがベラに関わった男たち(マーサもいるから女もか)への嫉妬に狂い破滅していくあたりで、これは意図的な描写なんだなと。自由奔放

          コスチュームジュエリー展とNJTでキラキラ補充

          12月最初の週末、パナソニック汐留美術館の企画展「コスチュームジュエリー 美の変革者たち」と青山SPIRALの「New Jewelry TOKYO 2023」をハシゴしてきました。ジュエリーづくしの一日で、目からキラキラ補充できて楽しかったです。 コスチュームジュエリー展コスチュームジュエリー展では、冗談みたいに可愛くて、綺麗で、強そうなジュエリーがたくさん並んでいました。貴金属や宝石に捉われず、(むしろ価格を抑えることや軽量化を重視して積極的に)ガラスやメッキ加工、プラス

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          【映画感想】イノセンツ

          映画「イノセンツ」(監督:エスキル・フォクト) 「子どもって残酷」を地でいく映画。 エスカレートしていくベンの異常性がただただ怖かったが、改めて序盤を振り返るとアナへの小さな体罰(とあえて言う)を重ねてきた主人公・イーダも一歩間違えばベンになり得たなと思わせるところがさらに怖い。 ベンの残酷さもアイシャの共感性も、その割合は違えど誰もが幼い頃から持ち合わせている。気がする。 言葉を発さないし涙も流さないアナに「何も感じてない」というイーダ。「ちゃんと感じてるよ」というアイ

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          自問自答ファッション教室へ行ってきました

          先日ついに!念願の!!制服化スタイリスト・あきやあさみさんの「自問自答ファッション教室」を受講してきました!!! 和やか、かつ刺激的であっという間の6時間でした。楽しかった〜。 特に印象に残ったことを記しておきたいと思います。 ※当日の流れというよりは、主に自分の気持ちが受講中にどう動いたか、受講前後にどう変わったかという非常に個人的な内容です。「自問自答ファッション教室ってどんな教室なのかな?」と知りたい方は他の方のレポートを読まれることをオススメします👍 ファッション

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          ありがとうさようなら、わたしのワンピース~断服式の記録~

          こんにちは。ファッション初心者🔰のつかです。 「自問自答ファッション」を知って早半年、この3〜4月は仮コンセプトを立ててから初の断服シーズンでした。 実に多くの服を思いきって手放しましたが、中でも特に気に入っていたワンピースが3着あるので、卒業記念(?)にご紹介したいと思います。 1.宇宙ワンピース 2018年頃、ルミネエスト新宿のBEAMS BOYで購入しました。共布の細いリボンがついていて、ウエストマークして着ることができます。 よく見ると灯台の柄なのですが、周りの星

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          “似合う”とはなんぞや?〜初・イメコン体験記〜

          こんにちは。 ファッション初心者🔰のつかです。 先日、初めてイメージコンサルティング(以下イメコン)を受けてきました! イメコン受診のきっかけ きっかけは、「20代の頃と好みが変わった」「コロナ禍で服を買わないうちに流行遅れになった」「転職で仕事着の自由度が上がった」の3つの変化で、自分に似合うファッションを改めて知りたくなったから。 そしてその先に、「似合う」と「なりたい」の交わる部分を見つけたいと思っています。 ↓noteの初投稿記事にも書いてます。 ちなみに、ネッ

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          欲しいのは、やわらかな輝き

          ファッション初心者🔰のつかです。 先日、こちらの講演会のアーカイブを視聴しました。 とっっても良いお話でした! これはね、ファッションに興味がない(と思っている)人にも聴いてほしいし、進路に悩んでたり進学・就職のための私服デビューで迷ってたりするティーンにも聴いてほしい。お悩みが少し軽くなりそう! 講演自体もとても素敵だったのですが、この記事の本題は講演会最後に出された視聴者への課題「手を飾るワーク」についてです。 「手を飾るワーク」とは、『①好きな色のネイルを塗り②好き

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          コンセプトづくりのヒント「憧れの人」を列挙してみた

          ファッション初心者🔰の30代半ば女、つかです。 今日は「憧れの人」について書きたいと思います! なぜなら、服選びには自分がどんな人になりたいのか(=ファッションのコンセプト)が重要で、それを知るためには憧れの人(「ルックス」でも「中身」でも)のどんなところが好きなのか、書き出すのが良いと知ったからです。 ↓こちらの記事を参考にやってみたいと思います! 1.着いて行きたい!タフで包容力のある女性私は持病(命に関わるものではない)や激しい腰痛で休職を繰り返していた時期があり、

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          淘汰された「好き」を掘り起こしてみた話

          どうも。ファッション初心者🔰30代半ば女、つかです。 前回、はじめてのnote投稿で、自分のクローゼット一軍を集めた話を書きました。 (記事冒頭の目次3番目から飛べます。) 物を集めて塊で見ると、見えなかったことが見えてくるんですねぇ。 で、最近の自分はどんな傾向のものを身につけてきたかは分かったのですが、自問自答ガールズ(そうそう、数ヶ月先ですがファッション教室の予約が取れたのですよ!嬉しい!!)の末席に名を連なる者としては、自分の「好き」を改めて掘り起こしておきたい。

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          2023年はファッション元年

          1.自己紹介はじめまして。 コロナ禍で外出自粛、仕事はリモート。 オシャレ着が不要となりクローゼットの更新はせいぜい数少ない出社日用のUNIQLOのブラウスとGUのパンツ。 そんな状態が2年間続いた30代半ばの女、つかです。 2022年夏、久しぶりに旅行へ出掛けて旅先の写真を見返したら、アレ?あんなに気に入って何度も着ていたワンピースがなんか似合ってない。丈も流行遅れ。 転職したら、アレ?同僚がみんなオシャレ。私だけなんかダサい。 慌ててネット上で顔タイプの自己診断して

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