筋トレに関する勘違いしがちな事4選
テレビにしてもネットの情報にしても、勿論私の記事にしても鵜呑みすることは良くないことです
自分の頭で考えて、書籍で調べたり、ググったり・・・
そしてある程度調べて自分の中に答えを出していきましょう
なんでも鵜呑みはいけません
今回の記事でわかる事
・自分で考える事の重要性がわかる
・マスゴミの巧妙さがわかる
・ダイエット商品の謎がわかる
以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
筋トレをした後は安静にして休養をとった方が良い?
トレーニングをした後は、超回復をするために、安静にした方が筋肉の発達に良いと考えている人が結構います
安静にしてストレスを与えないでおけば、回復しやすいと考えてしまうのです
しかしこちらの記事にも書きましたが、日常生活で行う程度の低強度の運動をしているのが、人間にとっての定常状態であって、絶対安静にこだわるのは良くないと思います
絶対安静にすると、筋力は1日0.5%ずつ低下するというデータがあります
筋トレで追い込んでクタクタになった後安静にしていたら、筋力を衰えさせたいのか?発達させたいのかよくわからない状態です
なので、筋肉痛だからといって過度に安静にしているという事はかえって回復を遅くしてしまうし、筋肉の発達の邪魔をしているのです
この章のまとめ
筋トレ後は絶対安静よりも軽く動くべし
アクティブレストといってウォーキングや水泳、ストレッチなどで軽く動いた方が回復も早い上に筋肉も発達しやすい
ましてや日常生活レベルでの動きもない寝ている状態だと逆に衰えます
EMSを使って楽して筋トレ
毎年春先になると新商品が出てきて夏が過ぎると部屋の片隅で転がっているEMSについて
電気的な筋肉への刺激で筋肉を自動的に動かしてくれるあいつです
ターゲットとする筋肉にパッドを貼り通電させて筋肉を収縮させることで、実際のトレーニングと同じようなボディメイク効果を得る事ができるといわれています
電気刺激により、努力をすることなく筋肉が動かされるので楽に筋トレができるという内容となっております
しかし、これで筋肉がつくなら今頃街はマッチョで溢れかえっているとおもいますが・・・そうではないので筋肉はつかないという結果になりますね
少し考えたらわかりそうなことなんですけど、CMでマッチョの人がつけている動画を見たらそうなると錯覚してしまうようですね
まぁ・・テレビは筋肉がつくとか、マッチョになれるなんて一言も言ってないですからよく見ましょう^^
そもそもトレーニングの観点から見ると、勝手に動かされる運動と、自動運動の間くらいの運動になります
しかも、関節も動かない程度の筋肉の収縮なので強度もいまいちです
したがって、筋トレにはならないという結果になります
この章のまとめ
CMのイメージに騙されないで
楽しないで運動しろ
※余談ですが、昨日の日曜日夜10時からの番組で、プロテイン特集が行われていましたが、その中のクイズで
問題『運動せずに痩せたい人が飲むべきなのは?』
答え『ソイプロテイン』
という一幕がありました
・・・・ってか運動しろよ
こんなアホな商品や知識がテレビで堂々と放送されるのは、テレビを見ている人が自分で情報を取りにいかないのが原因で、われわれ自身の無知と堕落が原因なのです
楽して痩せるとかいうキャッチーな言葉を使う商品を買わないというのが良くない商品を世の中に出さない事につながります
※プロテインは大事です
乗っているだけでできる楽々筋トレ器具は有効なのか?
腹筋やスクワットを楽々できる運動器具が、似たような感じであの手この手で出てきます
結論から言うと、さっきも言いましたが筋トレにはならないと思います
腹筋の器具は、倒れる力でバネを伸ばして、起き上がりはばねの力で起き上がる
スクワット器具なら、しゃがむ力(体重)でバネを伸ばして、立ち上がりはばねのアシスト
これらで、楽に腹筋やスクワットができるという商品です
カラダを倒す、しゃがむ動きは重力でおろしているだけ
体を起こす、立ち上がる時はバネの力で自動的に上がる
このように、ただ倒れるだけ、ただ腰を落とすだけの運動となると有酸素運動にもなっていない可能性があるので・・・
出典 『ジョジョの奇妙な冒険』 荒木飛呂彦
こちらも、これらの器具で抜群に筋力がアップしているという報告がない上に、知っている人が何人も部屋の片隅にほこりをかぶってる状態で置いているので、もはや多くを語る必要はない・・・
この章のまとめ
自分の頭で考えてきちんと調べよう
プロテインを飲んでさえいれば筋肉がつくのか?そして痩せるのか?
最近ではテレビでも紹介されるようになってきたプロテインですが、一昔前では、筋トレをする人やスポーツをしているマニアックな人しか飲んでいないものでした
プロテインとは、タンパク質の事で、単なる栄養であって食品にすぎません
いまだに筋肉増強剤のような薬物だと思っている人もいるくらいです
筋トレで破壊されたカラダの筋肉を修復する材料として、タンパク質がたっぷりある方がないより筋肉がつきやすくなるとはいうものの、タンパク質は筋肉だけに作用しているわけではありません
摂取されたタンパク質がアミノ酸に分解されて吸収されてカラダのあちこちに使われるのです
例えば、髪の毛、爪、骨、臓器など
プロテイン(タンパク質)は、肉にも魚にも豆にも穀類にもいろいろなものに含まれています
きちんとした食事をしていれば大体含まれています
故にプロテインを過剰に摂ったからといって、筋肉が増えるか??というとそれは分かりません
ましてや、痩せるためだけにプロテインを飲んでいるというのはそもそもの順序がおかしくなっています
まずは、きちんとした食事を土台として、間食でスナック菓子や甘い炭酸飲料や、なんたらフラペチーノを飲む代わりとしてプロテインを飲むならカロリーを抑える効果は出るでしょう
この章のまとめ
プロテインですべてを済ませるのは危険です
食生活の見直し(嗜好品を減らして)をしてからのプロテイン摂取をしましょう
まとめ
筋トレ後は絶対安静よりも軽く動くべし
アクティブレストといってウォーキングや水泳、ストレッチなどで軽く動いた方が回復も早い上に筋肉も発達しやすい
ましてや日常生活レベルでの動きもない寝ている状態だと逆に衰えます
CMのイメージに騙されないで
楽しないで運動しろ
自分の頭で考えてきちんと調べよう
プロテインですべてを済ませるのは危険です
食生活の見直し(嗜好品を減らして)をしてからのプロテイン摂取をしましょう
※プロテインは大事です
今日言いたいことはそれくらい