Vol,16 吉田焼復刻プロジェクト⑨
唐津の作家であり、友人の健太郎窯の村山さん、三藤窯の三藤さんに協力して頂き、もう一度、吉田の陶石を採りに行きました。
とにかく暑い。。。
蚊も多く、トゲの木や伸びた雑草を掻き分けて山へ入っていきました。
この時期に行くものではないとお二人にも言われましたが、どうしても行きたかったのです。
お二人も一緒に掘ってくれました。
土のう袋3つ分を採り、全部の石を水で綺麗に洗って泥を取り除きます。
とにかく疲れました。。。
お二人にも感謝です。本当にありがとうございました。
そして、一番の難題である礬土も探しに行きました。
この地図から鳥居原の場所を想定するしかないのですが、
鳥居があるところや、もしくはそう遠くない場所であるのは間違いないはずです。
採石場や窯場まで遠い場所からわざわざ運ぶことはないと思うのです。
私が怪しいと思う場所へお二人を案内したのですが、ここでまた驚きました。
「これは違う」とか「これは使えそうだけど鉄分多いから違うね」と、見て、触っただけで答えるお二人。
天然原料で唐津焼を造られているだけあり、さすがプロです。
本当に礬土なのか、まだわかりませんが、その写真がこちら。
とりあえず焼いてみて、その結果次第で次の行動を決めたいと思います。
続きはまた次回に。
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