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Vol,1 存在意義。

前回の続きとなりますが、

今回のコロナ禍によって、様々なことを考えるきっかけとなりました。

主に、肥前吉田焼について、224porcelainについて、そして自分自身である 辻 諭 についての3つです。

その中で、「存在意義」という言葉がずっと頭の中に浮かんで離れません。

存在意義とは・・・ここに存在しているということの重要性や価値を意味する語。存在の意義。この場に自分が居合わせることにより生み出される価値、この世界に生きているということの尊さや不可欠性などについて用いられる語。もっぱら、そのような重要性や価値の欠如を疑う場面において言及される。

と書かれています。

私は肥前吉田焼の窯元であり、224porcelainの代表なので、この3つについて考える内容は同じみたいなものですが、まずは肥前吉田焼について少し説明が必要ですね。

江戸時代まで佐賀と長崎は肥前と呼ばれていました。

佐賀県嬉野市に吉田という地区があり、そこで造られる焼き物が肥前吉田焼です。

詳しくはこちら

さて、本題ですが、この「存在意義」。

少し重くもありますが、今回のコロナ禍のようなことが起こると世界規模で経済は滅茶苦茶になってしまいました。

完全に元に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。

いや、元に戻ることはないのかもしれません。

これは私なんかでは到底わからないのですが、
今回の危機で存在意義を問われているような、そんな気がしてならないのです。

少なくとも、私が造った焼き物を喜んで使って頂いてるという自負はありながらも、何ともスッキリしないモヤモヤが残り、このモヤモヤについて考えてみました。


続きはまた次回に。



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