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30代男性がAKBよりも乃木坂よりもBTSにハマったことを告白します


みなさんはBTS(防弾少年団)という韓国グループはご存知だろうか?
僕もつい5日前までは知らなかった。それに韓国のボーイズグループや、なんなら日本のアイドルグループにだって興味はなかった。
僕は今までコブクロとかミスチルとか、まあメジャーなグループの音楽しか聴いてこなかった人間だし、なんなら音楽そのものにもあまり興味はなかったのだ。

それがなぜか、BTSという男性韓国グループにハマるという自分の意外な側面に少々驚いている。

ちなみに僕がBTSにハマった要因はこれ⬇️。ひとまず見て欲しい。



『Dynamite』という曲なのだが、これがもうサイコーにノれる曲だし、なによりMVがかっこいい。いままで韓国少年たちの顔を区別することができなかったのだが、なぜか僕の脳の中の顔面を見分ける細胞が急にフル回転し始めた。こと好きなものに関しては細部まで知りたくなる、詳しくなるという良い一例だろう。

もうMVは100回くらいはループしたし、ファンが作ったと思われるメンバー紹介動画などを見て今ではメンバーも全員覚えた。我ながらキモすぎる一面だ。



ちなみに僕が1番好きなBTSのメンバーはシュガだ。(写真参照)

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メンバーの中で1番かっこいいというわけではないのだが、見た目の白さと美しさが素晴らしい。それに加えて作詞作曲などで『天才』と言わしめながら、その生態は引きこもり好きのお爺ちゃんだというから、そのギャップも好きだ。あー好きだ。

2番目に好きなのはジン(写真参照)。

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どうやら、僕がBTSを好きになったこの曲『Dynamite』では5〜6秒程度の出演しかなく、全世界のジン推しのアーミー(BTSのファン達のこと)が怒号をあげているらしい。
ただ、僕としてはそんな出演時間の短さは感じられなかったし、逆にそんな短い時間で存在感を残すなんてすごい、なんて思ったりした。すごいよ、ジンさん。



ここまで書いてみて自分で読み返してみると、本当に気持ち悪い。笑
ただ、一方で好きなものについて語るというのは気持ち良い。

なぜ、「30代男性がBTSについて語る」ためにキーボードを叩きまくっているとかというと、あるマンガのあるセリフをきっかけに『好きなものは好き』と声にして言うべきだと思ったからだ。

そのマンガは『ブルーピリオド』といい、マンガ大賞なども受賞しているから知っている方も多いと思う。
『ブルーピリオド』は、学業も遊びもそこそこにこなし、周囲と摩擦を生まないように自分をごまかしながら上手く生きてきた高校生の主人公が、ひょんなきっかけからアートの世界に飛び込んでいくお話だ。

ある日、本屋でブルーピリオドの試し読み冊子を立ち読みしたときに、こんなセリフに出会った。

友人A「お前には東京の朝はこんな色に見えるんだなー」(うろ覚え)

このセリフは、マンガの主人公が美術の時間の課題として『自分の心に残った風景』を描いた作品に対して、友人から言われた言葉だ。
それは渋谷の街の朝を『青く』描いたものだったのだが、「お前には〜」という言葉に主人公は涙してしまう。
今まで周りに合わせて取り繕っていた偽物の言葉や見方ではなく、初めて自分自身のモノの見方を知ってもらえたからだ。

なにより、主人公が好きだった「渋谷の朝の青さ」を理解してもらえたからだ。

少し主題から話が逸れてしまったが、とにかく僕もブルーピリオドのこのエピソードに触発されて、好きなものは好きだと言いたくなった。おれはこういう人間なんだと表現してみたくなった。

最近、BTSのYouTubeを見まくってるだなんて、
同僚には恥ずかしくて言えなーいなんて思っていたのだが、
「おれの見方はこうだ」
「好きなものはこれだ」
これを世界に表現するというのは、なんて自由で清々しいことなんだろう。

もし、こんな趣味丸出しの駄文に付き合ってくれた人がいるなら、感謝を申し上げたい。
そして、いまも「自分探し」をして逆に迷子になっているような人がいるなら、伝えてあげたい。
人は自分の好きなことを、自分なりの見方を、それを表現するだけで自分らしくあれるということを。

ひとまず僕は次のフェーズ「BTSのダンスを練習する」へ移行します(爆)。

それではっ!

↑BTS公式サイト

↑ブルーピリオド


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