夢を叶えるために、人間関係を通さなければならない異常な世の中
私はAIが普及すればいいと思います。
なぜなら、人間関係のゴタゴタに巻き込まれないで済むからです。
こんにちでは、VoiSonaのようなAIボーカル、MelismaのようなAI楽器奏者など、今まで人間が必要だったものもAIでできるようになりました。
いちいち生身のボーカリストや楽器奏者に気を使う必要がなくなりました。
昔から人間関係や性格の悪い一部の人、工作員に煩わされてきた私にとっては、これほど嬉しいことはありません。
相手に気を使わなくても、多少無茶な要求をしても、AIはコンピューターの性能が許す限りどこまでも夢を叶えてくれます。
音楽用のAIは、怒ったりワガママを言ったり、人格を否定してきたりすることはありません。自分の思想を相手に押し付けてくることはありません。
AIには、諸事情である歌い手とプロジェクトについて話し合おうとしたら、「はっきり言ってあなたは頭がオカシイ」と言ってくるようなことはありません。
音楽を作らずに、音楽のあれこれを語る人に対して、「そんなに情熱が強いなら、あなたも音楽を作ろう」と勧めたら、「SNS中毒者に私の音楽が必要ですか」と罵ってくることもありません。
一緒に音楽を作っている時に、別の予定ができたと言って、私との予定を放棄して女の子のところに遊びに行くということもしません。
曲が完成間近なのに、お金や著作権の不安に囚われて、両親に相談した結果プロジェクトを中断に追い込むなどということもしません。
あと10年もすれば、私の夢を叶えるために、人間がいちいち私を苦しめてくるということはなくなるでしょう。
そして皆様も、大きな夢を叶えるために、悪魔に魂を売って、面倒で不安定な人間関係をもつということもなくなるでしょう。
AIが不正を行うことができなくなることはあっても、AIの普及そのものを止めることは誰にもできません。
私としては、人間が制御できるAIであれば普及すればいいと思います。
理由の如何に関わらず、とにかく誰かから誤解されたり、軽蔑されたりしてきた私にとっては、AIこそが可能性をもたらす希望だと感じます。
もちろん、間違った方向に使ったり、プライバシーを侵害したり、何かの利権に使われたりすることには反対しています。