【ヘアケア#2】意外と知らない!?髪の絶対NG行為3選

こんばんは!
フリーランス美容師の石井です。

髪の毛って毎日洗ったり、乾かしたり、スタイリングしたり。
人の生活にかなり密着している存在だと思います。
でも意外と知らない、髪のNG行為を教えたいと思います!

・寝癖はアイロンじゃ直らない
・ヘアオイルつけてからのアイロンすると髪が焦げる
・乾かさずに寝ると頭皮にカビが生える!?

寝癖はアイロンじゃ直らない!

ここで気を付けてほしいのが、アイロンをすると治ったように見えてしまう。
でも根本的な寝癖を直すときは必ず根本を濡らす!

髪は濡れている状態で、やっと髪の結合の1つの水素結合が外れて
くせが直る状態になります。
でも濡れてない状態でアイロンをすると、当たり前に直ったように見えます。
でも寝癖は睡眠時の頭皮の重さや、枕との摩擦によって起きているもの。
当然くせがついているところは、根本部分からついており
しっかり根本を濡らして、乾かす。
これをしないと時間が経った時に、根本が潰れたり、きれいなスタイリングが
できなかったりします。

しっかり横着せず根元だけでも濡らして、乾かす。
これが出来るだけで寝癖も治ってきれいな髪型が続きます。

ヘアオイルつけてからのアイロンすると髪が焦げる
これは読んで字のごとく焦げます。
ただオイルをつける時に1つだけ大丈夫な条件があります。

・乾かす前にトリートメントオイルはつけるのはOK

一時期スタイリング前にスタイリングオイルを付けてからアイロンするのが
流行りましたが、絶対NGです。

トリートメントオイルの分類されるオイルの多くは
【シクロペンタシロキサン】
と言うシリコーン成分でできたオイルが主成分に使われていることが多いです。
このオイルは揮発性が高く、ドライヤー前に使うことでほぼ揮発してくれるので
余分は油分は表面にはのこりません。

でもスタイリングオイルは植物性の成分が使われていることが多く、分子量が大きいものが多いのでしっとりまとめてくれますが、揮発しづらくなっています。

水分は100度で蒸発しますが、オイルは蒸発せず180度以上のアイロンでも当然蒸発しません。

髪はタンパク質。表面に油を纏った状態で、アイロンをすれば・・・
焦げるは大袈裟ですが、髪にとってはかなり深刻な熱ダメージに。
オイルはオイルでも使い方、使う順番には注意しましょう!

・乾かさずに寝ると頭皮にカビが生える!?

髪って乾かすのとっても面倒ですよね。
でも頭皮や肌は濡れたまま放置するのは絶対NGです。

肌は常在菌というものが存在していて、約数百億いると言われています。
菌と言っても悪いばかりではなく、肌の状態を健康に保つためにも働いてくれているので落とし過ぎてしまうのでもNG。

でも頭皮の場合は、髪がある分肌が直接露出している割合が少なく
水分が蒸発しづらいので菌が繁殖しやすくなってしまいます。
そして体温があるので暖かく湿った状態が続くと菌が活性化しやすい状態になってしまいます。
頭皮の菌が多くなってしまうと

臭いの原因になったり
抜け毛の原因になったり
肌荒れの原因になったり

乾かさずに寝るだけでこんなデメリットだらけに。
まだまだ目に見えないデメリットは潜んでいます。
それはまた次回に!

意外と知っているいうようで、知らなかった知識もあったのでは?
明日からのヘアケア、スカルプケアに役立ててください!

ではまた!

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