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吾輩は蛇口から直接、お湯を飲むのである。
吾輩は蛇口から、お湯を直飲みするのである。
水ではない。
〝お湯である〟。
しかも、フードボウル(ペット用)的なモノに注がれたお湯ではない。
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このように、
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蛇口から出てくるお湯を、ペロペロするのである。
その際、ちょっと顔が濡れるが、
そんなことはいちいち気にしたりはしない。
野性的に、豪快に、ワイルドに、
〝漢〟らしく、だ!!
水ではないというところも、忘れてはいけない。
水など〝女々しい輩〟の口にする飲み物である……。
お湯の温度は、熱いくらいがイイ!!
そうだな?
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40度くらいは、ほしいところである……
冬なら、42度がちょうどイイ!!
夜中に喉が渇いたら、
ミャーミャー鳴けば、ご主人様が起きてくる。
(※水道代とガス代がかかって仕様がないと、ご主人様が嘆いているのは、ここだけの話だ……)
え? 猫舌なのに、熱いのは大丈夫なのかって?
愚問である。
吾輩は猫の皮を被った、黒ヒョウなのである。
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