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吾輩は頻繁に、ご主人の仕事の邪魔をするのである。
吾輩は頻繁に、ご主人の仕事の邪魔をするのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1705389601985-6TSHkNNyJR.png)
最近、ご主人は専ら家で仕事をするようになったのだが、
その際、吾輩はご主人の仕事の邪魔をするのである。
しかも、たまにではない……
頻繁にだ!!
前にも軽く触れているが、
吾輩のルーティンは、ご主人に〝お尻ポンポン〟をさせることである。
![](https://assets.st-note.com/img/1705391780342-I7DUIGsWBn.jpg?width=1200)
大抵は朝目覚めたときや、お昼寝から起きたときなんかに、
その日の一回目のポンポン要求することが多いが、
あくまでそれは、序章にすぎない……
そこからが〝地獄のポンポンタイム〟の無限ループのはじまりである……
こうやって物欲しそうな視線を、パソコン作業をしているご主人に送る。
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ここがポイントである。
とにかくジッと見つめるのだ!!
どれだけご主人が作業に没頭していようとも、
どんなに〆切に追われていようとも、
![](https://assets.st-note.com/img/1705389924786-lgK5oGfZzy.png)
こうして見つめ続けていれば、
![](https://assets.st-note.com/img/1705391394381-EewYTHYrgD.jpg?width=1200)
吾輩の熱い視線に耐えきれなくなり、
必ず、ご主人のほうから「もう!! 何!?」と、根を上げる。
![](https://assets.st-note.com/img/1705392384044-EdXYUo6rX1.jpg)
吾輩もなかなかの策士である……。
![](https://assets.st-note.com/img/1705389680639-VkujSwOR6X.png)
そして、たとえ、一回目のポンポンが一段落したとしても、
それで終わらせるほど、吾輩の相手は楽ではない。
間髪入れず、二回目のポンポンタイムを要求する!!
![](https://assets.st-note.com/img/1705392217486-Np8143scry.png)
再度、パソコン作業に戻ったご主人の足もとで待機し、
すかさず、さっきと同じ視線を送るのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1705391532394-yjN3mpd9mH.jpg?width=1200)
しばらくはご主人もこの吾輩の視線に抗おうと、
吾輩を頑張って無視を続けているが、
それでも構わず、視線を送り続けていると、
![](https://assets.st-note.com/img/1705391548882-vAixGzqMDq.jpg?width=1200)
そのうち、耐えきれなくなり、
「わかったわかった!! やりますやります!! やればイイんでしょ!!」
![](https://assets.st-note.com/img/1705390104617-hI5j7nqvEG.png)
と、そのうちしびれを切らせて、二回目のポンポンに突入する。
![](https://assets.st-note.com/img/1705391859323-txugGlY5i6.jpg?width=1200)
そして、それは、2回や3回で終わらないのが吾輩である!!
吾輩の気の済むまで……
吾輩が満足するまで……
嫌がらせのように繰り返す!!
![](https://assets.st-note.com/img/1705560835643-MX93iu8U1u.jpg?width=1200)
ご主人とは名ばかりで、
実は……、力関係は、
吾輩 > ご主人 なのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1705561663760-WBODjVnrqA.png)