また予告なく、吾輩は風呂に入れられたのである。
また予告なく、吾輩は風呂に入れられたのである。
ご主人はいつも、とつぜん吾輩を風呂に入れるのである。
ヒドイのである。
ただ、風呂とわかったときには、もう手遅れなのである。
妻から唐突に風呂場に連れていかれ、
風呂場で待機しているご主人に、
まるでラグビーボールのように、吾輩をパスするのである。
その連携プレーの手際の良さに、
吾輩はなすすべがないのである……
「おわーーーーーーーーーーをん!!!」
「おぎゃーーーーーーーーーーーをん!!!!!!」
「ぎ