ツグモ・ピーチ

好きなものとか日記とか。いつか長野に北欧風のお家を建てて暮らしたい

ツグモ・ピーチ

好きなものとか日記とか。いつか長野に北欧風のお家を建てて暮らしたい

最近の記事

私がDDTプロレスを好きになった理由

フェロモンズが解散してしまった。 スポーツの世界に、勝ち負けだけではないという価値観をもたらした、これからの時代に絶対必要なユニットだと信じていたのに、なくなってしまった。

¥300
    • 善良な人ほど集団の倫理に染まりやすい ー映画『福田村事件』を観てー

      森達也監督の映画『福田村事件』を観た。 関東大震災の直後、「朝鮮人が日本人に危害を加えている」というデマが流れ、朝鮮人が多数虐殺された。 その混乱のなか、デマに踊らされた人々が、 朝鮮人と間違えて香川から来た行商人を惨殺してしまうという千葉県福田村での事件を題材にした映画だ。 誰だったら殺されてよかったのか? 集団の正義は本当に正しいのか? 今の社会でも同じようなことが起きていないか? そんなことを考えさせられる作品だった。 映画は途中まで、不安や悩みを抱えながらも普

      • 人間の本質的な強さとは?映画『百年の夢』

        師匠が去年観た映画の中で一番良かったと言っていた、『百年の夢』を観てきた。 スロヴァキアの山奥、人里離れた場所で暮らす老人たちの姿を追った『百年の夢』。 社会から隔離され、孤独のはずの彼らが、 明るく、強靭に生きる姿が描かれている。 日々の夜ふかしと題材の難しさ、静かに進んでいく映画の構成に、私は… 寝てしまった!!!(最低な言い訳) 都内で上映される最終日だったのでもう一度観ることもできず… せめてものパンフレットを購入。 「監督の言葉 …『百年の夢』は、素朴

        • 映画『人生フルーツ』観ました

          ツグモの将来の夢は、 長野の小高い丘に北欧風の一軒家を建て、 門にはバラのアーチ、お庭には季節のフルーツを植えて、 ゆっくりとした時間を過ごし、生きること。 映画『人生フルーツ』は、まさにそんな私の夢を詰め込んだような作品だった。 建築家の津端修一さんが愛知のニュータウンに立てた平屋で、 妻の英子さんと、庭いっぱいに季節の果実や野菜を育て、楽しみながら ゆっくりたっぷり生きる姿が描かれている。 大学に入ってから、幸せとはなんだろう…と考えることが増えた。 ありがたいこと

          東京藝術大学の卒展に行きました。

          おともだちに誘ってもらって、東京藝大の卒展へ行ってきた。 美術・芸術を専門的に学んだことがなかったので理解できるか不安だったけど、 本当に行ってよかった。最高だった。 レベルが違うな…!!と驚いたのは、 学生さんたちが感じている問題意識がすごく分かりやすく作品に表現されているということ。 生きること、死ぬことをはじめ、学生さんたちが自身の思考に向き合ってきた過程の丁寧さ、 それを制作するスケールの大きさにただただ圧倒された。 ボリューミーで、1日ではすべてまわりきれな

          東京藝術大学の卒展に行きました。

          映画『チョコレートな人々』観ました

          以前ある会社で障害者雇用に関わっていたことがある。 表面的にはわりと評価されてた会社だったけど、会社のブランド力アップのために 障害者雇用をはじめ、ダイバーシティが利用されている感じがしてモヤモヤしていたので、 映画を観ることに。 ◯年前に私が関わっていた頃、 身体障害のある人は比較的多くの会社から引っぱりだこで、 いかに知的・精神障害のある方を雇用し、 障害者の法定雇用率を満たすかが課題だった。 でも、既存の制度や仕事に適合できる人を各会社で取り合いしていて、 働き

          映画『チョコレートな人々』観ました

          あけまして2023

          あけまして2023

          映画「なれのはて」観ました

          ある映画館で「なれのはて」という映画が 再上映されると知った。 先日、フランス映画「冬の旅」を観て、 主人公モナの生き様が 私の「成れの果て」かもしれないと感じ、 人生について考えていたので 興味を持って観に行くことに。 粂田剛監督「なれのはて」 様々な背景からフィリピンの貧困地区に移り住んだ日本人4名の人生を 7年かけて追ったドキュメンタリー。 お金もなく、職もなく、 生活に困窮しながらも、 明るく生き、(人によっては)亡くなっていくまでの姿が描かれている。

          映画「なれのはて」観ました

          斎藤環先生『「自傷的自己愛」の精神分析』を読みました。

          最近、精神医療に関心を持ち、 精神科医の斎藤環先生を知った。 新刊の題名が自分ドンピシャで、 文字を追う速度がカメのツグモでも、わずか10日間で読了。 数年間、学生でも、働いているでもない 「何者でもない自分」に焦っていた。 そんな中、親しい人が、 人間関係や就活のストレスが引き金となり、精神疾患を発症。 自殺を図った。(幸い、一命はとりとめた。) 入院中、親しい人が何度も口にした 「就職できない自分は社会のお荷物であり、生きるべきではない」 という言葉が、 私

          斎藤環先生『「自傷的自己愛」の精神分析』を読みました。

          ジョージア料理店「スンガリー」に行ってきました

          「スンガリー」というロシア・ウクライナ・ジョージア料理のお店に行ってきました。 メニューの名前が難しく、とりあえず1番手に届くコース「ジョージア・セット」を注文。 ボルシチはピンク色のスープが透き通っていてきれいでした。 サワークリームで味変できるのが嬉しかったです。 マリノーブナヤ・ケタはサーモンのマリネがクレープ生地に包まれていました。 言わずもがなおいしかったです。 シャシリークは仔羊のお肉が串にささっていて、店員さんが目の前で落としてくれました。やわらかくて、

          ジョージア料理店「スンガリー」に行ってきました

          iPad買ったにょ

          iPadとキーボードとアイペンシルとケースを一式そろえたよ このモラトリアム期間、 たくさん本を読んで、 映画を観て、 創作をして、 友だちと語り、 感想や学びを絵に記して、 生きている証を残すのだ。 おしまい🍑

          iPad買ったにょ

          映画「冬の旅」観ました。

          なんて救いのない映画なんだと思いました。 目に見える結果を残さないといけないような空気の社会において、 自分の在り方について、考えるきっかけをモナが与えてくれたように思いました。 おしまい🍑

          映画「冬の旅」観ました。