【鳥と恋の饗宴2022・春】鳥と恋で三句
こちらの企画に参加します▼
ついに始まった『鳥と恋の饗宴2022・春』。実はひっそり主催者のひとりである。
「俳句幼稚園」に応援してもらっているものの、基本的にはじめさんと二人でやっている個人企画なのでみなさまもぜひお気軽に。
君だけが違つて見へた鳥曇
(きみだけがちがつてみえたとりぐもり)
【季語】鳥曇
※本来は「見ゆ」はヤ行一段活用なので「見へた」とは書きません。表現上の都合でこのような表記としました。
囀にせなか押されて小さき恋
(さえずりにせなかおされてちさきこひ)
【季語】囀
いまさらに叫べぬ恋よ雲雀笛
(いまさらにさけべぬこひよひばりぶえ)
【季語】雲雀笛
扉絵:『鳥の恋の物語』-ボタンインコ
鳥たちのために使わせていただきます。