【俳句幼稚園】歳旦三つ物 橘鶫
一昨日、白先生の所でこの記事を読んだ。
海外に居る私は、SNSの世界では日本時間に合わせて挨拶まわりしたものの、まだ新年の気持ちになっていなかったので、ただ、ふむふむ勉強になるなあ、と思っていた。
ところが昨日、リアルの世界でも年が明けて、なごみさんのこの記事を拝見したら、むくむくと自分もやってみたい気持ちになった。
そんなわけで早速、安定の鳥縛りで。
◆発句◆
初鴉経度の違ひ告げにけり
(はつがらすけいどのちがひつげにけり)
【季語・新年】初鴉
【切れ字】けり
◆脇◆
羽根なほ黒し御降の露
(はねなほくろしおさがりのつゆ)
【季語・新年】御降
◆第三◆
鳥雲に入りて弓引くそよ風に
(とりくもにいりてゆみひくそよかぜに)
【季語・春】鳥雲に入る
【止め】に
ひよこの挑戦。三が日に良い経験になった。
【扉絵】私が初めて描いた鴉(まさに初鴉)
まだサインも入っていないしタイトルも無しだけど、これ「初鴉」にしようかな。新年に初心に戻ることができました。白先生、なごみさん、ありがとうございました。
鳥たちのために使わせていただきます。