合成フォントは尊い
実はちぐはぐな「こぶりなゴシック」こぶりなゴシックが好きだ。素朴で、すこし控えめで、たまにとぼけたような顔を見せるところが好き。これを具体的に説明すると、字面が小さく、フトコロが狭いので端正で落ち着いた印象があり、「こ」の一画目、「た」の三画目にハネがなく、「お」のループ部分が丸いので、類似書体の游ゴシックと比べて、より柔和な雰囲気になっている。拡大してみると、エレメントがぬるっとしていて柔らかいのも柔和な雰囲気の要因。と、ここまで書いたのは仮名の特徴であって、漢字はそれにあ