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キャンパスノートを、思いっきり使う。
私が使っている、キャンパスノートは汚い。
きれいにメモを取ることをやめた。
高校生までノートは、先生に提出するもの、黒板の文字を写しとるものとしか考えていなかった。だから、ノートはきれいだけど頭に入っていなかったり、思考力も弱かったり。
人に見せる用ではない、全ては自分のため。
これに気が付いたのは、大学生に入ってから。目の前の文字や、資料を書き写す必要はない。映し出されている文字から与えられる情報はみんな同じと言う事実。それをどう解釈して飲み込むかが重要である。そう思えた瞬間、メモは雑でいいんだって気づく。
黒板やスライドの資料はほとんど映さなくなった。ノートに書くのは自分の感じたこと、思ったこと、考えたこと。自分の考えを書くようになってから、情報の定着率が上がり、思考力も高まった。事実情報とそのときの解釈が結びついているからいい感じになったのかも。
メモは雑に。
まとめはきれいに。
一つのノートにいろんな情報を書き込む。私はノートに書く内容を分けていない。全部一冊のノートに。他の人が見ればぐちゃぐちゃなノートだろう。
ぐちゃぐちゃなノートに愛着がわく。
文字は大きいし、黒と赤色しか使っていないノート。昔は青色を使っていたけど、ペンを2本持ち歩くのが嫌になって今はジェットストリームを使っている。
ノートとペン一本あれば私は安心。アイデアも思考したこともメモも全部全部一緒に書く。最近身につけた技は、人の似顔絵をサクッと書く事。こんなこと言うと失礼なんだけど、人の顔と名前を覚えるのが本当に苦手。就活をしていて出会う人事の方や、社員さんの名前が覚えられない。書いて何度も見る事で覚えられるタイプみたい。すぐ覚えられる人が本当に羨ましい。
ノートの話に戻ろう。
無意識にメモを取り始めていた頃が懐かしい。めんどくさくなってやめようと思った時もあったけど、この2冊を読んでやっぱり続けようと思った。
頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術 / 斎藤孝
メモの魔力 / 前田裕二
賢い人や成功している人ほどメモを取っている。
これは実践するしかないじゃんってことでずっと続けている。
習慣になっている私からすれば、ノートを取ることが日常であるけれど、それを見てすごいねって言う人もいる。私はメモを取らずに暗記できている方がすごいと思う。絶対忘れちゃうもん。覚えられない。
だから私はメモを取る。
同じノートにいろいろ書いていると、ページをめくるたびに情報が目に飛び込んでくる。だから何回も見る事で頭に焼きつく。頭の中で整理するのが苦手な人や、忘れっぽい人、何か成功したい人はぜひメモを取ってもらいたい。
ペーパーレスが流行っているこの時代に、あえて自分の手で文字を書く。
パソコンでメモを取るのは記録のため。
ノートにメモを取るのは記憶に残すため。
愛着が湧くのは、やっぱりキャンパスノート。
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ノートを取りたくなる本の紹介
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頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術 / 斎藤孝
オトナこそノートをとるべき!
私たち日本人は、小学校で6年、中学高校で6年、大学で4年、というように、長い人で16年も「ノートをとる技術」を磨いているにもかかわらず、
社会に出た途端、多くの人がノートから離れてしまう……。これは非常にもったいない!
ノートをとる技術は、むしろビジネスパーソンこそ活かせる!そんなできるビジネスパーソンに欠かせない。頭もココロもスッキリする「齋藤流オトナのためのノート活用法」を徹底解説!さらに直筆ノートもカラーで大公開!
本書を読み終わる頃には、きっと「書く→考える→わかる」が習慣化されていることだろう。と同時に、スピード社会を勝ち抜く〝クリエイティブな頭〞、そしてストレス社会でも決して折れない〝タフな心〞の持ち主になっている、昨日とは違う自分にきっと気づくはずだ。(「新版によせて」より)
メモの魔力 / 前田裕二
いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!
・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える
・メモで、本当の自分を見つめ直す
・メモで、夢をかなえる
◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。
〔巻末付録〕自分を知るための【自己分析1000問】
“僕にとってメモとは、生き方そのものです。メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる。その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない「本当のメモの世界」へ、ようこそ"(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)「新たな発想をするために特別なことをする必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。前田裕二がメモをとる姿をみているとそう思う」秋元康推薦!
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