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また一つ歳を重ねた、焦る気持ちが増すばかり。


ピーンポーンパーンポーン!本日はデリケートな内容でお送りいたします。


2021年4月12日、私は24歳になったみたい。



過去一番誕生日である自覚がない。これは歳のせいだろうか。来年はもっと何とも思わないんだろうか。



何もない一日に、良いことが起きてくれないかと勝手に期待をし、いつもと変わりない日常に落胆する。普段から日常に幸せを感じている方だけど、年に一回の特別な日くらい非日常を過ごしたいというエゴ。


「24」という数字に焦る。いつの間に大人になってしまったんだろう。「23」までとはまた違う壁を感じてしまう。


学生までとは違い恐ろしいほどSNSで「入籍しました」「妊娠しました」「子どもが生まれました」の報告を目にする。去年よりも一層、自分に当てはめて考えてしまう。きっと東京に住んでいれば紛れていた気持ちなのかもしれない。




女性にはタイムリミットがある。晩婚化と言われているが、出来るだけ早く子どもを生んでいたいという現実。歳を重ねるほどリスクが高まるからね。年老いても出産、子育てというハードな生活に耐えられる自信はない。今でさえもきっとギリギリだ。


子どもはまだにしても、なるべく早い段階で結婚したいと願っているのは私だけだろうか。同棲生活が3ヶ月過ぎた。一緒に住み始めてから結婚の話は、暗黙の了解ごとく話題に上がらない。周りには「結婚はするけど、いつか決めてない」と言われる始末。


いつかを決める必要があるのだろうか。遠距離をしているわけでもない、何かの節目があるわけでもない。同棲をしていると、結婚したところで今の生活は変わらないのでは?分からないけど。



このままタイミングを逃し続けることだけは避けたい。気がついたら何年も状況が変わらないなんてあり得そうだから。きっと彼氏がいなければ、また違う悩みだったのかもしれない。結婚をゴールとするならば、リーチまで来ているにも関わらず、あと一歩及ばないこの感じ。



追われる恋を目指したいのに、いつも追いかけそうになって避けられる。黙っていれば変わるのかな?と思っていたが、変わらなかった。



結局はお互いで話し合いをするしかないんだと思う。そして、結婚はゴールではなくスタート地点だ。これからも悩みが尽きないんだろうと不安に思うが、その時になってみないと分からない。だから誕生日という口実を使って、彼に踏み込んで聞いてみようと思う。私は待てない女だ。



焦る気持ちを発散すること、一人で抱え込まないこと、これが24歳の抱負。


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五島つぐみ|tordo
最後までご覧いただきありがとうございます。少しでも「いいな」と思って頂ければ嬉しいです。また読みにきてくださいっ。