宿題を減らしたら、成績とヤル気がアップした話。

こんにちは。あさひなです。
9歳と4歳の姉妹と、週休1日の忙しい旦那さんと犬2匹の
賑やかな家庭で専業主婦をしています。

先日、娘の宿題が多すぎるので減らしたい!と学校と交渉をした…という記事を書きました。

ザックリ言ってしまうと
宿題の量が多すぎて娘が毎日疲弊している。
娘から笑顔が消えている。
これは、親の私が先生と交渉せねば!私の出番よねーーー!

という内容です。ザックリしすぎていますが。

今日は、その後色々と変化があったので
そのことについて書いていきたいと思います。


1番大きな変化はタイトルにある通り
ヤル気が出てきて、全教科のテストの点数が上がったことです。

宿題を減らしたのになんで??
と不思議に思い、色々と考えてみました。


どれくらい宿題を減らしたのかというと。

娘の学校では
漢字ドリル、計算ドリル、音読、自学が宿題として出ています。
ドリルは毎日ボリュームはまちまち。
苦手な計算が20問ある日もあれば
簡単な文章題が5問の日もあります。

基本的に娘は算数が苦手なので
計算ドリル以外の宿題は減らしていません。

計算ドリルも
苦手な単元の日は20問中5問しか解かない日もあります。
理解している所は全問解く日も。
量というよりは
時間で切ってしまうようにしました。

1時間も問題と向き合っていても
特によく分かっていない問題だと疲弊する一方で

更に計算ドリルは、親が丸付けをし
正解するまで頑張って提出しないといけないんです。

苦手な問題を頑張ったのに
半分以上間違っていたら
もうヤル気は地に落ちています。

なので30分と決めました。
30分。
しかも1人で解くのではなく
苦手な単元の時は、1問目から一緒に、解き方を復習しながら
少しずつ少しずつ進めていきます。

シッカリ理解してから進むので
バツが付くこともありません。
解けば◎が付く。
娘も嬉しそうでした。

そうやって時間を決めておしまいにしていたので、
毎日自分の自由時間も持て
リラックスして過ごすことが出来るようになりました。

前回の交渉についての記事でも書きましたが
睡眠時間も増えたので疲れも取れ
嫌な宿題のことを悶々と考えなくて済むようになり
スッキリ目覚めてくるようになりました。

大人もそうだと思うのですが
自分の時間がなく
毎日やらなければイケナイことに追われていたら
心も体も疲れて、良い仕事はできませんよね。

子どもも同じで
「やらされている勉強」は苦痛だし
学校から帰っても、その勉強に追われていたら
毎日が息苦しくなってしまうのは当然です。

時には昼寝をし、疲れをとる日もあれば
好きなゲームをしてリフレッシュする日もある。
そういったメリハリが無くなっていたな、と
今の娘を見て気づくことが出来ました。


少しずつ笑顔が増えてるなと思ったら
それまでは自由時間といえばゲームだったのが
ゲームは30分ほどできりあげ、読書をするようになりました。

急に「そういえば、パパが買ってくれた本があったな」と。
30分ほどゆっくり静かに読書をし
そのあとには必ず「どんな本を読んだの?」と内容を聞くようにしました。
(以前、そうすると読解力が身につくと何かでみたのでw)


そうしていくと次は
心に余裕が生まれたからか周囲に目がいくように。
妹が困っていることに気づいて助けたり

また、クラスで困ってる子がいて
自分はどんな風にお手伝いしてあげられるかな?
といった話題が出てくるようになりました。

社会にも興味を持ち始め
私がニュースを見て何気なく「〇〇も値上げか。」と呟いていると
「どうして値段があがるの?」と聞いてきました。

一緒にニュースを聞き
深堀りするために一緒にネットで調べる時間ができました。
実は、4歳の妹も遊びながらその会話を聞いており
先日幼稚園の先生から
「次女ちゃんが〇〇だから〇〇の値段が上がってるんだよね、と話していました」と教えてもらい、本当に驚きました。


その頃の授業でやったテストが返却されたのですが
これまでは大体全教科50点以下…という状態だったのが
全教科70点や80点で返ってきました!!!

テストの点数で一喜一憂してはイカンと思いつつ
娘が誇らしげにしているので
「すごいね!頑張ったね!何か今までとテスト違った?」と聞いてみました。

娘が自己分析した結果
1文ずつ、ゆっくり問題文を読んだら、なんかちゃんと分かった…とか
裏面にいっても集中できていたんだそうです。

記号で答える問題もそうですが
自分で、文章で答える問題も正解しており
(以前は全滅。。。)
なんだか娘が、目の前の幾つもの壁を乗り越えたんだな、と思いました。


宿題を減らしただけで、こんなに変化がおき
私も、娘自身もすごく驚いています。

最も驚くべきことは
娘がSTEAM学習の通信講座を受講するようになったことです。

ちょうど娘に色々と良い変化が出てきた頃に
ママ友と話をする機会がありました。
4年生になったら塾へ通わせた方がいいか、とか
〇〇ちゃんはもう塾に行っているらしい、とか。

私は基本その話題のときは聞いているだけでした。
宿題を減らしてやっと平穏が訪れたのに
塾に通わせるなんて選択肢は我が家には無かったからです。


私自身が探求型学習やSTEAM学習に興味をもっていたので
これを機に少し探してみようかな、と
そんな軽い気持ちで探していました。

娘には単に計算ができるというのではなく
勉強って、学ぶって楽しいなと知ってもらいたいと思っていたので
ピッタリなのではないか…と感じたからです。

1つ「良いな」と思うものがあり
資料請求すれば体験版が出来るというので早速申し込んでみました。
娘が帰宅し、おやつを食べ終え落ち着いたときに
「実はね、こんなのがあるんだって。
ちょっと一緒にやってみない?」と誘ってみました。

事前に体験版アプリを覗いたら面白そうです
私自身もやってみたい!と思ったので、一緒にやってみました。

すると、想像以上のハマりようで
あっという間に無料の体験版を全て解き終えてしまいました。
感想を聞くと「もっと色んなのやりたい!」と。
その日は主人が休みの日だったので娘は早速パパを説得に。

これは勉強で無料版は解き終えてしまった
私は有料版も、もっとやりたい
金額や詳しいことはママに聞いてみて、と。
勿論、娘が自分からやりたいと言ったことなので主人は即OK。

実はその講座には幼稚園児用もあり
試しに妹にもやらせたところ、ガンガン解いていくではないかw
ということで姉妹でSTEAM学習の講座を受講することになりました。


その後は私が少しずつ
リビング学習がしやすいように模様替えをしたり
机を増やしたり
収納やリビング学習に必要なアイテムを揃えました。


そして私にとっての大きな変化は
夕方は子どもたちと勉強の時間にする!と決めたことです。

夕飯の準備で1番忙しい時間帯の2時間を
姉妹の勉強にガッツリ付き合う時間にしました。
まだ字が読めない妹の問題文を読んだり
お姉ちゃんと一緒に計算ドリルを解いたり。
それが終わると一緒にワークをやったり。

私の助けを必要としていない時は
隣で本を読んだり、ネットスーパーの注文をしたり。
子どもたちの勉強スペースのすぐ近くがキッチンなので
時々お味噌を溶きにいったり
もう自分1人のモードに入ったな…と思ったら
午前中に準備していた夕飯を完成させて、夕飯という流れです。

時々妹が眠くなってお昼寝を始めたりすることもあり
子どもが相手のことなので
時間通り、思った通りにはいかない日もありますが。。。


と、こんな感じで
我が家は少しずつ良い方向に進んでる感じです。
まさか数週間後にテストの点数が上がるなんて思ってもみなかったので
こんな事もあるよ…と書いてみました。


毎日少しずつ変化していく娘を見て思うのは
本当に宿題の適量って個人差が大きいよな、とか
大人と同じで自由時間やリフレッシュは大事だよな、とか
すごく当たり前のことが見えなくなっていたなということ。

思考停止して、言われるがままにやっていると
こんなことになってしまうのかとも。

これからも姉妹をよくみて
私は私にできるサポートを頑張ろうと思いました。


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