会社員が語学留学してみた【ニュージーランド】
海外留学をしてみたいと思ったことはありませんか。
海外の人に話しかけられたとき、旅行をしたとき。
または単に留学という言葉に憧れたとき。
でも、実際に留学をするはちょっと勇気がいりますよね。
特に社会人になるといろんな制約もありますし。
私も留学のタイミングを逃したと思っていたうちの一人ですが、調べてみると意外と社会人でも実現可能だったんです。
私の体験が留学を諦めかけている社会人の方の参考になれば嬉しいです。
語学留学は一週間から可能
大人になって留学に行きたくても行けない大きなハードルの一つ、それは「時間」ではないでしょうか。
会社に勤めてる人の多くは長期休みが取れない。
私もカレンダー通り、週休2日のメーカー勤務の会社員です。
でも、あるとき友達から「留学は一週間単位で申し込みができるよ」という情報をGETしたのです!
月曜入学、金曜卒業の最短一週間で通える学校が世界には結構あるんです!
私はシルバーウィークに有給をつなげ、超短期留学を実現しました。
1ヶ月休むのが難しい人も、1週間なら頑張れる期間ではないでしょうか。
今が人生で一番若い
留学は学生が行くイメージが強く、「若い人ばかりなんでしょ?」と思っている人も多いはず。
でも実はそんなことはないんです。
私が行ったときは30代が多かった印象です。
一旦仕事を辞めて、次の仕事のためのスキルアップ中の人もいました。
学校には50代の人も通っていましたよ。
語学を勉強する理由は人それぞれなので、年齢も本当にバラバラ。
確かに春休みや夏休みの時期になると20歳前後の人たちは増えるみたいですが、そもそも海外では他人の年齢を気にする人はほとんどいません。
私は海外へは何カ国か行きましたが、初対面の人に年齢を聞かれた記憶がありません。
それでも年齢が気になるという方へ、
「留学どうしようかなと考えている今が一番若い」とだけお伝えしておきますね!
ホームステイで英語漬け
「1週間で英語力って上がるの?」
語学留学なのでやはり気になるのはその成果です。
正直、数日間だけなので大きな成長は期待ではできないでしょう。
そこで私が取った手段はホームステイ!
最初は学校が終わったらゆっくりしたいからホテルにしようと思っていたんですが、少しでも多く英語に触れる機会をつくることにしました。
ホームステイなら現地の人と同じ家で生活をするので、必ず会話をする場面がありますからね。
実際、私のホームステイ先では晩ご飯はみんなで食べていました。
ホストファミリーは3人ですが、私以外にもホームステイがなんと4人!
中国、韓国、チリ、マダガスカルといろんな人が集まっていて、男子寮のような生活でした。
毎日食後は2時間ほどみんなでにぎやかにおしゃべりしてたので、すごくいい勉強の時間になりました。
留学先の決め方
私が留学先として選んだ国はニュージーランドです。
日本人の留学先として人気なのはカナダやオーストラリアのようですが、優先させたい内容で好みの国を選びましょう。
私が国、学校選びで優先したポイントは3つ。
・行ったことがない国
・直行便があって移動ストレスが少ない国
・日本人が少ない学校
ただ、結局クラス分け試験で日本人が多めのクラスになってしまいました。
(きっと日本の教育がちゃんと平均的に行われている証拠でしょうね)
とはいえ、日本人同士でもお互い英語で話すよう気をつけていたので英語漬け生活にはまったく支障はありませんでした。
超短期留学で得られるもの
私がこの1週間で得たものは「しゃべる勇気」と「海外の友達」。
やはり期間が短いと教科書はほとんど進みません。
ですが、授業では先生の話を聞く時間よりもしゃべる時間の方が圧倒的に多いんです!
授業外でもまわりの人との共通語は英語だけです。
いつの間にか、とりあえず言葉を口にしてみるようになっていました。
まったくしゃべれないからと不安になった方、諦めるのはまだ早いです。
先生もホストファミリーもこちらが英語を話せないのは知っています。
そのために留学してるんですから。
何回も言い直してくれますし、ゆっくり話しても気長に待ってくれます。
まわりの生徒も同じく勉強中の人たちなので、間違ってても聞き直してくれます。
緊張しながら単語を発するところからのスタートでしたが、だんだん間違う不安もなくなって、中学時代に習ったレベルの文法で会話ができるようになっていました。
留学の形はいろいろ
長期休みが取れたら行きたいなと思っている人もたくさんいると思います。
ただ、それっていつ実現しそうですか?
長期間ちゃんと留学してペラペラになりたい!と思うのは大事ですが、
まずはお試しでも留学してみちゃうのはいかがですか?
今回留学をして思ったこと、それは留学にはいろんな形があるということ。
学校には結婚して子供もいる人、働きながら通っている人もいました。
僕は今できる自分の形で留学を実現したことで、理想の自分に少し近づけた気がします。
留学に興味のある方は、ぜひ自分に合った留学の形を探してみてください!