吸血鬼

夏にＦＣ刈谷に入団してから少ししてスタメンで使われるようになった。

チームも連敗が続いていた状況から少しずつ良くなって結果に繋がるようになった。

でも良くなったとはいえ順位は変わらずこのままいけば地域リーグとの入れ替え戦に。

危機的状況に変わりはないがチームとしても個人としてもある程度手応えを感じていた。

チームが取り組んでいた練習後全員ジョギング20分マスト。

練習後おにぎり提供。

選手ミーティングを選手自ら行う。

何かを変えようと取り組んでいた事が結果に繋がるとそれは自信になる。

そう全員が感じていたと僕は思う。

下位に沈んでいるチームとは思えないくらい雰囲気もよく、状況を打破できたわけではないが

サッカーが楽しかった。

そんな感覚があった。

スタメンで使われる事に責任も感じてはいたが当時19歳。

サッカーを一度諦めた自分にとってプレッシャーや気負いは全くなかった。

全てを吸収して成長したい。

こんな一心でした。

刈谷に来て“吸収したい”という姿勢は周りも感じてくれて本当に多くのアドバイスをくれた。

もうずっと、ずーーーーーーーっと言われてたのが

“斜めに落ちろ”

“相手とボールの間に身体を入れろ”

この２つでした。

当時は今と違ってスリムで笑

何も考えずまっすぐボールを受けに行って後ろから潰される事が多かった。

“斜めに落ちて遠い足で受けて相手とボールの間に身体を入れれば取られないから。”

ずっと言われてました。

練習後自主練してる時もわざわざパスを出しに付き合ってくれて

「なーなーめーー！！」

て何回言われたことか笑笑

当時絶対的な選手で本当上手いなーと感じていた日下大資さんと高橋良太さん。

そんな2人が俺に付き合ってくれて成長させてくれた。

今でもあの言葉は絶対忘れないしボールを受ける時は常にその言葉を意識しています。

色んな言葉をキャッチして自分に落とす事は昔から得意だった。

“人の言葉には力がある。”

昔おじいちゃんが教えてくれた。

嫌な事以外は自分のものにしろ。と。

とにかく吸収しまくる俺は

”吸血鬼”と呼ばれるようになった。

ん…

やべー

やった

調子乗りました

嘘です笑

ごめんなさい笑

なんやねん吸血鬼て

うわーーーーいいところだったのに笑

とまー今日はこんなところで🤣

次回はそんなアドバイスを180度ひっくり返すアマラオの言葉

でお送りします。

ではまた来週🤣🤣🤣

今回は前回1日遅れた分朝イチ筋トレ前に投稿してます笑