仮入部
静岡学園での3年間は本当に濃かった。
今じゃ言えないこともたーーーーくさんある。笑
毎日毎日あんなキツイ練習、ピリピリした寮生活、厳しい上下関係、気を抜けない学校生活。
よくやったなってそこだけは褒めたい。笑
それくらい本当に毎日が濃かった。
担任の先生は
「高校の友は一生の友。」
と言ってたけど
本当にそうだなーと思う。
今でも応援してくれる友達はいるし
連絡くれる友達は本当に多い。
戻りたいとは何が何でも思わないけど笑
行って良かったなと思う。
さてさて高校の話が終わったので
大学に入ってからの話をしようと思います。
大学ではもちろんサッカー部に入部するんですが
僕が入部出来たのが11月でした。
???
11月?!
て感じなんですが
11月まで仮入部という形でチームに帯同していました。
一体何故か。
これは自分自身の甘さと健康面での配慮で入部させることが出来ない。
これでした。
自分自身の甘さ
これは監督が僕の人間性を見抜いていました。
高校を卒業し大学に入学し
僕は浮かれていました。
静岡学園。日本代表候補。
そんな肩書きなんてものはなんも意味ないのに。
大学ではある程度試合に絡めるだろうと。
思っていました。
そんな甘い考えは通用するはずはなく
味方に強い口調で要求したりすぐイライラしたり
明らかに僕は浮いてました。
当時の神奈川大学では
“そういう選手はいらない”
はっきり言われたことを覚えています。
自分自身の甘さはそれだけではなく
私生活でもありました。
正直チャラチャラしてた生活を送ってました。
授業も出たり出なかったり
出ても全然聞くことはなく
夜遊びに行くこともありました。
そういう人間性の部分を僕は見られていました。
監督は自衛隊に何年も勤めてた方で私生活の部分を特に大事にしてた方でした。
僕は風紀を乱すと判断されて
「入部させる事はない。」
直接言われました。
「このまま練習に来てもいい。けど今後もし入部させることがあったとしても公式戦には一切出さないぞ」
「それでもいいか」
はっきりとこの言葉を言われたことを覚えてます。
何やってんだ…おれは
いろんな大学を断り
絶対サッカーでのし上がる。
親のためにプロになって恩返しする
こう誓ったのに…
大学で入部もすることすら出来ず
なにしに大学来たんだ
めちゃくちゃ自分を責めました。
頭が真っ白になって
「それでもいいです。練習させて下さい。」
こう答えていました。
言われた瞬間は本当絶望で
一瞬でいろんなことが過りました。
親に無理言って大学に入れさせてもらったこと
家庭の事情があるにも関わらず僕のわがままを聞いてサッカー頑張ってほしいからと
背中を押してくれたこと
色んなことが過ぎりました。
もう意地でした。
正直そんな状態で大学にいる事に意味があるのか
そうも思いました
このまま諦めて引き下がることはできない。
ただの意地で神奈川大学サッカー部に“仮入部”という形で在籍することになりました。
監督から一言だけ
「1つ約束して欲しい」と。
「変わった姿を見せてくれ」
と。
この言葉をしっかりと受け取り
僕だけ練習着が違う大学サッカー生活が始まります。
とまーいきなりですが
今回はこんな感じで。笑
いつも密かに見てくれてる皆さん本当ありがとうございました^ ^
また来週の水曜日に😁
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