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左に右に華麗に流す

週刊くだるニュース 2023年7月19日号

最初は回ってなかった! 「回転式そうめん流し器」発祥の地を訪ねて 仕掛け人は町助役、ヒントは中華料理にあった(南日本新聞)


まず、流しそうめんではなく、そうめん流しというところに引っかかった。このニュース、簡単には流せない。

記事によると、「鹿児島でそうめん流しといえば、丸テーブルを囲み中央の流し器で回して食べる」ことらしいが、それはなんかで見たことある気がするわ。でも鹿児島でなくてもあるんちゃう?

しかしここからが驚きである。「涼を売りにする行楽地の多くに設備があり、ドライブがてら食べに行くのが夏の風物詩だ。発祥がここ唐船峡。市営を含め3カ所の飲食施設が軒を並べる。」とのこと。

なぬ?行楽地の多くに設備がある?このニュース、やはり簡単には流せない。

さらに記事から引用すると、「流し器の誕生は約60年前にさかのぼる。開聞町(現指宿市)が九州最大の湖・池田湖を源にする京田湧水を生かした地域おこし策として施設を開業した。当初は、竹どいで上から流す一般的なスタイルだった。」

湧水を生かしてそうめん流し。うーん、理にかなっているような、こじつけのような。しかし、竹を使ったトラディショナルなスタイルから、改良を重ねて現在の形へとたどり着いた感動ストーリーは一読の価値ありです。(言い過ぎ?)

そして、同じ日の別記事として、こんなのもありました。

進化する「回転式そうめん流し器」 左利き用、家庭用、LED付き…メーカーは「海外進出も視野」(南日本新聞)

な、なんと!左利き用のそうめん流し器だと!このニュースも簡単には流せない。

確かに回転式のそうめん流し器だと、左利きの人は水流が逆になって取りづらい。しかし、この器械を囲む全員が左利きなんてこと、そうそう発生しないのでは?

記事を読むと、なんとなんと、左利き専用ではなく、「水槽の内側に逆回りも備えた左右兼用」なんだそうな!ナイスアイデア!

鹿児島でおなじみのそうめん流し。いつか唐船峡で本場のそうめん流しを楽しんでみたいものですな。予定組んでみるか。流れないといいけどな。



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書き手:OC-3
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“長文お便りライター。おしさんと読みます。おもしろいことをするために恥ずかしながら帰って参りました。”

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