見てこの美しい黄色!と心の中で賛美しながら茹であがったさつまいもをつぶしてサラダにした。今日も幸せな夕食だった。おやすみまた明日。
自分の環境はあまり変わっていないし大喜びするような出来事もなかったけど今日も良い日だった。きっと明日も良い日。おやすみまた明日。
今夜の月は淡い金。この前の夜の金色がとろりと溶け落ちて色が抜けたみたい。夜の静けさにとても似合う。今日も良い月。おやすみまた明日。
ぷっくりとした金の光がこぼれ落ちてきそうな月が窓の外で輝いていた。あれを見られただけでも今日は良い日。美しい日。おやすみまたね。
「太ったんじゃない?」 「痩せたんじゃない?」 「ダイエット?」 挨拶や天気の話のような軽さで会話にはさみこんでくるのやめてほしい。 治療で薬飲み始めて5、6キロ増えたままキープしてんだよこっちは(したいわけじゃないけど)。 それ聞いて何になるの? あと胸のサイズも同じ。 前は聞かれるがままに答えていたけど。 あなたたち、知らない人にまで言うでしょ。 ものっすごい嫌だった。 でも言えなかった。 どんな話題でも、人に聞かれたら答えないと悪いって思い込んでいたから。自
母などと話すとき普段は呼び捨てにしているけれど、誰かが読むかもしれないこういう場で本名さらすのもかわいそうなので呼んだこともない「父」としておきます。 生前はなんて呼んでいたかな。 父さん、だったかな。 でも、「父さん」も「父」も、「親父」とかすらも。父親を指す言葉のどれも、自分の中では「石」とかと同じにあたたかみも親しみも伴わない言葉です。 あなたは父だったけど、私の中ではそういう存在ではなかった。支配者だった。 モラルハラスメントを知ったのは、ここ数年のことです。
過去への手紙の1枚目は、まず私へ。 希死念慮と闘い続けている私へ。 淡く濃く、軽く重く、弱く強く…その存在感を変化させながらずっと希死念慮が一緒だったよね。 腹が立つよね。苦しいよね。そして悔しいね。 なぜこんな人生なのだろうかと何度も何度も問いかけたよね。答えは得られなかった。光はどこにもなかった。夢も希望もなかった。 私の人生と命に意味はあるのか。 私の命と人生に価値はあるのか。 繰り返す苦しみに絶望していたよね。 でもいま、希死念慮がほとんどないんだよ。とい
過去への手紙を書こうと思いついた。 苦しんでいたいつかの私へ。 もう会うこともないあなたたちへ。 いつかは伝えるかもしれないあなたたちへ。 謝罪。 なぐさめ。 感謝。 怒り。 あきらめ。 疑問。 悲しみ。 笑い。 他にもたくさん。 良いもの悪いものごちゃまぜにして、私とあなたたちに贈ろう。届けられないけれど。 何か書きたい気分なんだ。
高齢男性と病院受付の人が延々と噛み合わない話をしていた。声が大きいので聞こえてしまったのである。解決を願いながら帰ってきた。
人に迷惑をかけて生きている。元気になり始め思考がクリアになればなるほどそれが鮮明になる。でも生きるしかない。今日も明日も。その次も。
味の素の冷凍しょうが餃子を焼いたら羽根がレースみたいになってしまって美しすぎる。なんかかわいい。食べるけど。
暖冬とは…と呟きつつ雪かきした。雪かきは嫌いではないが「今冬は雪積もるよ!」っていう早めの連絡がほしかった。心の準備したかったんだ。
なんて美しい描写なのだろう。 ぎゅっと心を掴まれて物語の中に引き込まれた。 いつの間にか息を止めていて、ほっと吐き出し、読んだページを戻った。そして、美しいとまた思った。 心が疲れ切っていて、感情を揺らすような本を読むことを避けてきた数年間。読んだ小説は片手で数えられるくらい。きっともう小説は読めないのだろうと諦めていた。でも去年から少しずつ読めるようになってきて、好きな本が増えた。とても嬉しかった。また小説が読める。 そしてレーエンデとの出会い。 図書館で借りて読ん
なんのために書くのだろうと考え続け、そうだ自分のために書くのだったと思い出したのでまた始めよう。空っぽになった人間の話を書くのだ。
年末にやらなければならないミッションはだいたい終了。豪華なごはんを親に食べさせてあげたかったけど・・・できる範囲でやる。
親の年賀状の宛名書きはいつものことなんだけど、どうしてコメントまで書くことになっているのか。次はもう…考えましょうね。ね?