ケースバイケース・目標の決め方
年が明けて半月が経った今、今年の目標に向かって励んでいる方がほとんどかと思います。
しかし一方でなかなか行動できないという方もいるかもしれません。
なので今回は、具体的にどのように目標を決めていけばスムーズに達成できるのかということを書いていきます。
遠い目標は曖昧にする
目標には大きく2種類に分けられます。
明日までに部屋の掃除を終わらせるといった「短期目標」と1年後にイギリスの大学に留学に行くといった「長期目標」になりますが、この2つを同じように考えてしまうとなかなか上手くいきません。
なぜなら人は遠い未来のことよりも近い明日のことを重要に考える習慣があるからです。
よくダイエット中にも関わらず、目の前にあるお菓子に手が伸びてしまうのも「目の前にあるお菓子」の方に高い価値を感じてしまうからなんですよね。
なので意志の弱さとかではないんです。
それを防ぐためにも長期的な目標の場合はぼんやりとしたものにした方がいいんです。
夏までに体重を10キロ落とすというような具体的な目標にしてしまうと、日々の体重チェックのときに落ち込んでしまうことが多くなります。
順調に進んでいれば問題ないんですが、ときには上手くいかないこともありますので、そのたびに「自分はダメなヤツ」なんだと塞ぎ込んでしまうからです。
なので、「夏までにはワンサイズ下の服が着られればいいなー」くらいにちょっとぼかす感じで目標を立てることにより、日々の進捗で一喜一憂しなくて済むようになります。
近い目標は具体的に
では短期的な目標のときにぼかしてしまうとどうなるのか。
1週間後、100ページ目まで問題集を進める
「まあ、今日くらい読まなくても大丈夫だよね」
こういう感じに誘惑に負けてしまうことが多くなります。
なので今度は逆にきっちり決めていきます。
・1週間後、100ページ目まで読書を進める
・3日後までに50ページ
・今日は10ページ
・この1時間で3ページ
こういう風に細かく決めていくと、「やらなきゃ!」みたいに危機感が生まれますよね。
なのでまとめると、
・長期目標はぼかす
・1時間でなにができるか
こういう感じに目標設定していくと、スムーズに達成できますので、もしよければお試しください。
挫折対策を用意する
目標に向かって努力していると、やはり挫折してしまうこともあるかと思います。
そういうときを考えて、あらかじめ対策を用意しておきます。
この記事も毎日更新を目標にしていますが、平日はサラリーマンをしており、納期が短い案件がくることもあるため、なかなか上手くいかないときもあります。
そこで、具体的な問題とそれに対する対策を用意していきます。
・忙しくて時間が取れない→1日の最初に最低30分時間を確保する
・アイディアが出ない→過去記事のリライトをする
(違う切り口から書き進める。たとえば同じ目標達成でも「彼女を作る」「1ヶ月で5万円貯める」みたいにフォーカスするところを変える)
・やる気が出ない→まずは1行書く
こういうふうに準備すると、いざ挫折してしまったときもこの中から選んで行動に移していけばいいので、落ち着いて対処することができるようになります。
執着しない
熟練者や成功者の中には、過去のやり方にこだわってしまう方も少なくありません。
しかし、昔上手くいったからといってその方法が今も使えるとは限りません。
状況や価値観、体調だって違いますから常に変えていくことが求められます。
だって10年前はスマートフォンなんてほとんど普及されてませんでしたからね。
変化に対応できる柔軟な考え方を大切にしていくと、目標もスムーズに達成できるのではないかと思います。
今回は長期・短期での目標設定について書いてみましたが、次回もみなさんのお役に立てそうなことを紹介していきますので、もしよければご覧ください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。