フランクな人より礼儀正しい人の多い職場の特徴

よく周りの人から【もっとフランクにしてよ】と言われることがあり、そのたびにちょっと戸惑ってしまうことが多くあります。

自分では普通に接しているつもりでも、周りの人から見るとどこか壁を作っているように見えるそうです。

昔はそのたびに【もっとフランクになろう】と気持ちを持ち直していたんですが、最近では逆にこの礼儀正しいキャラを貫いてやろうとも考えています。

なぜなら礼儀正しさ【CIVILITY】の重要性が注目を浴びており、『Think CIVILITY 礼儀正しさこそ最強の生存戦略である』という本でもその重要性が濃厚に説かれています。

今回はその礼儀正しさのメリットについて書いていきます。

生産性が上がる

ぶしつけな態度を取る人や言葉遣いが荒い人など、そのような自信満々?な態度に恐怖を感じる人も少なくありません。

恐怖までいかなくても、遠慮してしまったり気になってしまって集中できなくなってしまうこともあることでしょう。

このように、目の前にある仕事に集中できなくなってしまうという人が約80%にも及んでしまうと、本書では書かれております。

これではいくら有能な方でも生産性を上げることは難しいですよね。

だからこそ、社内全体のパフォーマンスを上げるためにも礼儀正しい人を優先して採用した方がいいってことになるんですよね。

では、具体的にどのようにすれば礼儀正しさを身に着けることができるのでしょうか。

そのためには以下の3つの要素に気を付けることが求められます。

・笑顔を絶やさない

・相手を尊重する

・人の話に耳を傾ける

という、基本的かつ小学生のお子さんでもできるような当たり前なことでOKなんですよね。

だけど、それがまた簡単ではなかったりするので、奥深いものになっていくんですよね。

一流はファインプレーがない

野球をしていると、たまにファインプレーをしている選手を見ることがあります。

簡単にいうと『普通ならヒットになりそうな打球を上手に捕球してアウトにする』というもので、よくニュース番組のダイジェストで取り上げられることが多いです。

でも、超一流の選手になるとファインプレーってほとんど見られなくなるんですよね。

なぜかというと、難しい打球でもいとも簡単にキャッチして普段通りにアウトにするからなんですよね。

『これくらい、当たり前でしょ。』

おそらく超一流の選手の皆様はこんな感じで思ってらっしゃることでしょう。

これは実際に野球を経験されたことがある方ならちょっと共感できるものかなって思います。

『どうしてこんな難しい打球をいとも簡単にキャッチできるんだろう…』

つまり、わざわざ派手なプレーをするまでもなく処理できる力があるってことですよね。

ビジネスも同じなはずです。

目指すべきはこの『難しいことを簡単にこなせるような力』を身に着けることかなと思います。

さきほどの、『笑顔を絶やさない』みたいなことも、やり続けることって簡単ではないんですよね。

ちょっと精神論みたいにはなってしまいますが、地道な反復練習と継続によって身に着けることができる立派なスキルの一つだと思います。

今回は礼儀正しさのメリットから一流プレイヤーのたしなみについて書いてみましたが、次回もみなさんの仕事や実生活で役立ちそうなことを紹介していきますので、もしよければお付き合いください。

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。












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