ソーシャルスタイル
話し好きの人や寡黙な人など自分の周りには色々な方がいますが、一人ひとり違った考え方を持っており、話すたびに新たな発見があります。
普段はほとんど一人で作業しているんですが、たまに行う打ち合わせのときはけっこう相手のペースにはまってしまうことも少なくありません。
できればどんな方でも気持ちよく話してもらいたいと思っていますので、今回は性格別の会話の進め方について書いてみます。
ソーシャルスタイル
ざっくりですが人の性格は4つに分かれており、【感情】と【意見】にフォーカスして以下のように分類することができます。
・ドライビングタイプ→意見をはっきりと言う人
・エクスプレッシブタイプ→ムードメーカー的な人
・エミエアルタイプ→共感力の神のような優しい人
・アナリティクスタイプ→一人で黙々とやるタイプ
このように分けることができるんですが、人によっては重ねっていたりどれにも当てはまらなかったりすることもありますので、あくまで指標の一つとして使うような感じになります。
また、どれがいいとは言えませんし、それぞれ長所・短所があります。
ドライビングタイプ→ずばずば意見を言ってくるためリーダーに向いているそのため、相手に主導権を渡しながら話を進めていくことが必要
・エクスプレッシブタイプ→チーム全体が落ち込んでいても盛り上げることができる、一方空気を読まずに発言することがあるのでドライビングタイプの人との相性がよくない
・エミエアルタイプ→人間関係のトラブルがほとんどないので調整役に向いている、だけど色々な人の気持ちに寄り添い過ぎてしまうので、リーダーには向かない
・アナリティクスタイプ→作業をコツコツできる職人タイプなので信用できる、反面全部一人で抱え込む癖があるので複数人での作業が苦手
ざっと書いてみましたが、やはりどれも一長一短です。
例えばドライビングタイプのトリセツとして、相手に選択肢や主導権をわたしながら話をすすめていくとスムーズにいきます。
【○○だと思うんだけど、あなたはどう思いますか?】
こんな感じで自分で勝手に話を決めず、相手に確認を取りながら話を進めていきます。
正直このステップを踏まずに指示だけをしてしまうと、反発するかあるいはふてくされて仕事に打ち込まなくなってしまいます。
特に後輩や年下の方には重要で、コンビニを経営していたときはかなり気を配りながら接していました。
エクスプレッシブタイプはムードメーカー的な人であり、気まずいムードを持ち前の明るさで拭き飛ばしてくれるような人なので、チームに一人いたら助かります。
ただ、良い意味で空気を作る人なので、ときには暴走してしまうこともあります。
そのため、そのようなときには丁寧に注意することも必要ですね。
エミエアルタイプは人の気持ちに寄り添うことができるいわゆる【いい人】にになります。
協調性が高いので人と衝突するようなことはほとんどありませんが、その分自分の意見を言いづらい、遠慮するといった傾向が見られるので、色々なところで損をしてしまうことも多いです。
自分もこのエミエアルタイプであるのでとてもよくわかるんですが、レストランなどで店員さんのオペレーションにミスがあったとき、普通ならクレームを入れるんですが【しょうがないよね】と言わずにスルーしてしまうんですよね。
こんな感じで周りにいる人がどんなタイプなのかを知り、自分のタイプと合わせて対応していくと円滑なコミュニケーションを取ることができます。
なお、その場の状況に応じて臨機応変に変えていくことができる万能タイプいますので、なかなか幅広いものだと思いますね。