やらされ仕事の回避法
仕事をするときに心掛けているもの一つとして、【やらされ作業にしない】というものがあります。
昔からよく言われているものかとは思いますが、どんなことでも主体的に取り組んでいきましょうという意味が込められているものかなと思っています。
ただ、どんなことにもなりふり構わず頭を使って作業していくのもなかなか疲れてしまいます。
今回は頭を使うべきものとそうでないものの見分け方とその対処方法について書いてみます。
作業と仕事を区別する
作業と仕事はよく似ているものですが、個人的に作業は思考の余地がないもの、そして仕事は思考しないと前に進まないものだと考えているんですよね。
これは一人ひとり解釈が違うものでもありますので、一概に【作業とは○○だ!仕事とは△△だ!】といった定義みたいなものはありません。
サラリーマンとして働いている以上、議事録の作成やコピー取り、新規のアポ取りや大勢の前で行うプレゼンなど、たくさんの作業がありますよね。
程度の差はありますが、単純作業になるものから頭を捻って行うようなクリエイティブなものまでさまざまあります。
明確に区切ることもできないんですが、自分のやることがすべて【単なる作業】になってしまうとちょっとまずいことになるかもしれません。
作業は頭を使わない分、短時間でたくさんこなすことができます。
そのため仕事をしている気にはなるんですが、誰でもできるものがほとんどなので、その人の介在価値というのもなくなってしまうんです。
なので、できるだけ時間を掛けずに作業を終わらせていき、仕事の方に自分の力と労力を掛けいくことが大事になるんですよね。
お客様目線を持つ
与えられた仕事に付加価値を付けるために、お客さんの目線に立って仕事を進めていくという方法があります。
現場で働いている方や店舗で接客をされている方であれば、お客様の声というものは毎日のように聞くかと思います。
ですが、事務職の方や自分のような1日中パソコンと向き合っているような仕事であれば、お客さんの声をほとんど聞くことなく終わってしまいます。
そのため、店舗のスタッフの方と話したり、営業担当の方とコミニュケーションを図ることが大事かなと思います。
・もっと値段を下げてくれればお客様は買うと言っているんだよね
・最近寒くなってきたから冬物商品を揃えて欲しい
業種や業態によってニーズはさまざま異なってくるかと思いますが、【お客さんは今どんなことに悩んでいるのか?】ということを知ることができるのはけっこう役に立ったりすることがあります。
このような目線を持つことで、今まで単なる作業と思っていたものが【これってお客様の目線に立ったら○○してみたらいんじゃないか?】みたいに仕事になっていくことがあるんですよね。
今現在、やらされ仕事になっているなと思うようなことが多い方は、この考え方のもとで仕事に取り組んでいきましょう。
もしかしたら何か新しい発見があるかもしれません。
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