仕事が楽しくないのなら?
仕事が楽しくない、失敗ばかりでつらいと思ったことはないでしょうか。
仕事なんて楽しいものじゃない、我慢することも仕事のうちと考える方も中にはいますが、そうなってしまうと会社に行くのがおっくうになってしまうと思うんです。
昔はそんな考え方を自分も持っていましたが、3回の転職を繰り返していく中で徐々にその考えが変わっていきました。
試すことを止めない
残業も多く、悪口や叱責が日常的になっている職場であればすぐに転職活動をスタートさせることもできるですが、そうでない場合はなかなか転職しようと決断することはできないと思うんです。
今の仕事を続けながら仕事に楽しみを持たせるためには『ちょっとしたことを毎日試す』ことが必要になってくるんですよね。
自分も仕事を毎日していると、もっと改善できるようなことがあるのにもかかわらず、それに気づかずにぼんやりと仕事をしていることが少なくありません。
そのような箇所に気付けるように『何かひとつ変えてみよう』と意識を持って働いていると、だいぶ仕事が楽しくなってくるはずです。(本当につらい仕事なら別なんですけど…)
・いつもは資料作りから始めていたけど、今日はアポ取りから始めてみよう
・普段はあまり話さないけど後輩にちょっと声をかけてみよう(迷惑がられない程度に)
・あまり普段は発言しないけど、今日の会議では何か提案をしてみよう
自分のできる範囲で普段のルーティンを崩して変えていくことで、何かの変化が出ることになります。
もしそれがうまくいかないものであっても新しい気づきを得ることができるようになり、そういう新鮮さが仕事の楽しさに変わっていくので、試すことはどちらに転んでもメリットになるんです。
視座を高くする
与えられた目標を達成しようと頑張る人は多いのですが、それで終わってしまうとちょっともったいないかなと思うんです。
目標を達成した後はどんな風景が見えるのか、チームや会社全体にどんな影響をもたらすのかといったことまで考えていくとよりよい結果を出せるようになります。
『視座を高くする』といった言葉をよくビジネスの現場で聞きますが、自分の視点を一段上げて仕事をしていく人はとても頼りになるんですよね。
チーム全体のことを考えて仕事をしていくことによって、メンバーのこともよく見えるようになりますし、トラブルが起こっても冷静に対処できるようになりますからね。
自分はちょっと前まではオーナーとして働いていましたが、この視点を持っていれば失敗しなかったのかなと後悔することもあります。
自分のことで精一杯だったので、本当に周りのことが見えていませんでしたね。
過去を悔やんでも仕方がないので、今の仕事を楽しむためにも、『試す、視座を高める』といったことを忘れずに取り組んでいきます。
生きていくためにはある程度のお金が必要になりますが、その額は人それぞれ異なります。