【今日も子ばなし】#2 読書
母としてささやかな夢があり。
それは毎夜、寝る前のひとときに娘に絵本を読みながら穏やかに眠りにつくというものでした。
しかし…
1日を駆け抜けてきた母の身体に、
布団はあまりにも心地よく
お話は夢への入り口…
というわけで
途中で、絵本を自分の顔に落とす。
「もうだめだー」と潔くギブアップする。
気がついたら寝ている。
を繰り返し、
いつのまにか娘が自分で本を読めるくらいになりました。
ゴロゴロと本を読んでいる姿を覗きに行くと
広げた本の上に突っ伏していたり
布団のようにお腹に本が載っていたり
そこは、布団+絵本 の組み合わせの魔力を感じざるを得ません。
最近は、通勤電車でも本を広げる人が少なくなり
読書している人を見かけると、気になってじっと見つめてしまいます。
それは、自分に足りない優雅な時間に見えるからかもしれません。
次なる夢は
何もない1日に、親子でただゆっくりと読書をする。
そんな贅沢な時間がやって来ること、にしようかなと思います。
「今日も子ばなし」の書き手は、3姉妹の母であるスタッフC。好きなものは枝豆と焼き鳥と妄想。夢は娘たちと居酒屋でお酒を交わすこと。2020年、娘たちが全員1年生(小学1年生・中学1年生・高校1年生)という怒涛の節目を迎えました。