2018.09.22 - 手紙。親父へ。
土曜日。またしても三連休だ。嬉しい。
午前中、起きてからすぐに『家族最後の日』を読み始めると、昨日親父と電話で話したことがとても気になってしまって、親父宛て、母親宛てに手紙を書こうと思った。
親父の文面から先に書いていた。
こうして日記を書くこととは訳が違う。人に何かを伝えるために、自分がどういうことを考えているを伝えるために手紙を書く。さて、どう書いたものかな。と考えていた。
しかし、どうやら手紙というのは、とても書きやすいものかもしれないと、書きながら思った。
親父との今までのエピソードや、親父のどんなことに対して、実は俺がどう思っていたかなどという、そういうことは当然親父は知る由(よし)もない。だから、知る由もないことを伝えられれば良いなと思って、ひたすら書いていた。実はこう思っていた、あの時、こうだった。
ある程度書いた所で、とても印象的なエピソードについて書くことになり、泣いてしまった。
実家に帰ったら、そこ親父がいること。
実家のカレンダーには、一向に減る様子の無い親父の体重が毎日几帳面に記されていること。
夕飯を食べたら、だらしなくリビングで寝てしまうこと。
俺の話の、半分も理解されていないのかもしれないと感じること。
それでも、俺が帰省すると朝方だろうと深夜だろうと、駅まで来るまで迎えに来てくれること。
言葉を選ばずに、無遠慮に傷つけ合うことができること。
東京に帰るときには「また帰って来いよ」とだけ言うこと。
それが、親父であるということ。
そういうことが、とても尊いの感じているのだよと、伝えるべきだと思った。
母親にも手紙を書いた。家族は支え合うものだよきっと。ということを書いた。俺たち家族は、きっと優しすぎるから、もっと外の人間に厳しくしてもらおうね。それを有り難いと感じようね。ということを書くことにした。書いた。また、今度はちょっとだけ泣いた。
夕方には、自転車で中目黒のニトリに買い物に行った。キッチンにある1kgの砂糖を、袋に入れたままだったので、何か小洒落た瓶のようなものに入れたほうが生活の質が上がるかもしれないと感じてのニトリ訪問だった。しかし、目当てのものがなくて、Mサイズのものが欲しかったのに、結局Sサイズの入れ物を購入した。帰ったら洗って使おう。
中目黒の地下駐輪場に止めていた自転車を取りに行き、精算をした。イヤホンで爆音でSPECIAL OTHERS Acousticを聴いていた。すると、俺が精算している間に、小柄で可愛らしい女性が、精算機のおつりの部分に手を突っ込んできた。少し困った表情で、しかし笑顔で、俺の顔を見ながらおつりの所に手を突っ込んでいた。
慌ててイヤホンを外し「ん!?」みたいなリアクションをしたら「おつりください!」と言ってきた。俺の精算は100円で、100円玉しか入れていないので、おつりなんぞないと記憶している。
すると彼女が「お釣り、大丈夫ですか!?」と。文脈が読めなかった。しかしなるほど、俺の1つ前に精算をして、お釣りを取り忘れたんだな?と思い「お釣りとり忘れちゃったんですね?」と聴いたら、「そう!そうなんです」とクスクスと笑っていたので、俺も笑った。
家に帰る前に、関屋スパゲティでパスタを食べて帰った。減量中だったが、パスタを食べた。とても美味しいものだった。
家に帰ってから、ランニングをした。15km走ろうと思ったが、10km程走ったところで、足が痛くなってきたので、走るのを止めた。10km走るのに、55分かかった。
今日も、3リットルくらい水を飲んだ。
『家族最後の日』を読んだ。あと50ページ。