張本選手にインタビューしました
(2月2週目メルマガ掲載)
張本智和選手にオンラインでインタビューする機会に恵まれました。
3.11から10年経つ節目のときに向けて、彼は卓球台に向かうときと同じようにとても誠実に「自分に何ができるか」を言葉にしていました。
このコロナ禍の約一年、17歳の張本選手は、他の選手よりも深く葛藤しているように見えました。
「もっと強くなる」も「できないこともある」も「社会にどう関わればよいのか」も、全部自分ごととして考えてきたのだと、僕は思いました。
アスリートだなあと思います。
誰かがフットワーク練習して、自分のフットワークが良くなることはない。
いや、当たり前なんですけど、僕らはその厳しさから逃げてしまうこともある。
わかった気になることが簡単な時代だから。
丁寧に言葉を選びながら話す張本選手とオンラインで向き合いながら、僕らRallysは何を背負い、何が社会にできるのだろうと、考えていました。
と思ったら、いま隣で3歳の娘がダンボールを被って「ロボです、お金を入れてください」と、ちょっかいを出しに来ました。
近くにあった卓球のボールを「チャリン」と入れてみたら「ロボロボ...」と言いながら出ていきました。
ロボは歩くときロボロボとは言わないんだけどと思いました。
うん、選手たちと一緒に成長しよう。
41歳のおっさんですが、そう思いました。
まだ寒い日が続きます。お身体にはくれぐれもお気をつけて。