2/20 ダイナマイト日記投下とカレー
うおお、たどり着いた20日目。紆余曲折というより純粋な怠惰による断絶期間を経て20という大台に乗りました。
でも、日記ですからとにもかくにも続くことが大切だと自分に言い聞かせて甘んじて書いております。
お尻叩かれても文句言えませんよこれは。フリフリ。
2/20(日)
さて、どうしようか。なによりも頭の中は日記だった。昨日までの分を書かねば。いや、ならば今日の分もまとめて。そんな圧倒的な先送り思考の元に日記を書いている。
ただ、今日はなかなかよい一日だった。
まず、食器なんかの荷物を解き終わった。それから、お風呂、トイレの水回りが完了した。
あとはシーズンぐちゃぐちゃのお洋服だけだ。
ひもじいのに大金持ちよりもスローライフを送っていた自分の尻に火をつけるつもりで片付けに入った。
服が多すぎて発狂しそうだった。
引っ越しの際に半分以上は捨てたはずの洋服は、下手したら増えてるんじゃないかというほど多く、季節ごとに分けようものなら8年はかかりそうだった。
もともとあまり洋服を買わないのだが、あるタイミングから一切買わなくなってしまった。
4年間働かせてもらったゲイバーこそが要因だ。
お金ないです星人だったぼくは、ことあるごとにライフライン止まりました、茹でてないパスタかじってます、服公園で洗ってます、とやりたい放題で、それを当たり前のようにスタッフやお客さんに言っていた。
すると、そのうちお客さんやお店のママが「ほら、これ」と洋服をくれるようになったのだ。
この手のお店に来る人はオシャレに気を使っている方が多い。ただ、時代の変遷によってやはり人の形状は変わるもので、どうしても着られなくなった服も出てくる。小さくなったから大きくなったかはさておき。
そういった服を貰い続けた結果、ワンシーズンにつき50着はくだらない数の洋服が手に入った。
もちろん、着まくるのだが、いかんせん着方や洗濯が雑なのですぐにダメにしてしまう。それを捨てるでもなく取っておく。そりゃ溜まりますわ。
1番勿体無かったのは、マヌケでかわいいぞと思っていた猿の絵のTシャツを寝巻きにして涎まみれ汗まみれにしていて伸び伸びだったのだが、くれた人曰くドルチェ&ガッバーナのものでお高いそうだった。ネコに小判ってこれかー!
結局、そんな山盛りの服をなんとか出来るわけもなく、中途半端に切り上げ、アルバイトに向かった。
お腹が空いていたので、もちろんご飯を食べた。
ふと前を通りがかった謎のカレー屋さんに入ってみた。
下北沢は小洒落感がカンストしているので無限にスープカレー屋が出来るのだが、ここは珍しくおうちカレーのようなとろみの強いカレー屋さんだった。
甘い、美味い、カツがパワフル。軽く食べるつもりが匂いにそそられ多目を頼んで後悔していたが、食べ終わった後はもっと欲しかったという後悔に変わっていた。
あそこは何回も足を運びそうだなあ。
下北沢、捨てたもんじゃないぞ。ナイスドロドロカレー。
サボタージュ3日間ぶちぬき日記パレード、今回にて閉幕となります。
知らない人の知らない3日間を1度に叩きつけられた皆様のご心労は計り知れないことかと存じますが、どうかほんの少しでも慈愛の精神をお持ちなれば、お目通しいただけると幸い極まりないことでございます。
何回言ったかわかりません。
明日から頑張るぞっ!