「好き」と「面白い」
おつかれ様です🫖
みなさん楽しい日曜日を過ごしましたかい?
わたしは夜だけでもタイミー(当日でも申し込める日雇いの便利なバイト)を入れてちょい仕事をやろうなんて気持ちでいたのに、
暑さでバテバテになってしまって一日家で映画を見て過ごしまいました。
もうさ、暑すぎてずっと眠くない???
わたしだけなのかしら、結構今年は暑さに弱いかねぇ。。
水とかちゃんも飲んどるんじゃけどなぁ。
みんなも熱中症、気をつけてね☀️
さぁて、
明日もミドモを鼓舞するため、noteを綴ります。
俳優させてもらっています、田中成美です。
先日、ミントンズさんという演劇ユニットの
『驟雨と紙風船』という作品を見に行って、岸田國士の二つの作品を味わってきました。
『紙風船』はずっと前から、もう本当にずーーーっと「いつかやりたい!」と思っていた作品で、
驟雨も成瀬監督の原節子さんがでている映画の方を見て好きだったのでめっちゃ楽しみにしていて。
岸田國士いいよねぇ。。
主語がでかいけど、日本版イプセンって感じ。
どちらも日本人の夫婦を題材にした作品で、戯曲(台本)を読むだけで小さな和室で会話しているのを彷彿させる、なんか本当の畳の匂いがしてくる様な話なんです。
が、ミントンズさんが公演していたのは三鷹のSCOOLという小劇場。(前に使っていた稽古場のすぐ近くでびっくり。ご縁だー!)
いい感じの広さの劇場で、ゆったり見れました…!!
畳、もちろん、ない。
というか、小道具の鞄が和風、というよりキャリーバッグだった。
なにもかも、和風じゃなかった!
もともとわたしが小津安二郎の映画作品が好きなのもあってか、日本映画・日本の戯曲の和風臭さが大好きなんです。笑
なので、日本の戯曲を扱っているのに、服はばちばちの洋服&小道具にキャリーバック!?!みたいな、
最初はすこし自分の中で勝手にノイズが起こるまであったんです。
でも、めーーーーーーっちゃ面白かったです!!!
最後まで目をカッ開いて見ました!!!
そうなんだな、面白い作品かどうかを決めるのって
「〇〇っぽい」とかじゃないんだ。
好みかどうかって、
もちろん劇場や劇団の雰囲気、モチーフによっても変わると思うんですけど、
面白いかどうか、とは全く違うんだな。
例えば私、ずっと宝塚が好きだったんです、宝塚って「箱推し」なる方々がいるのを見ればなんとなくわかるんですが、大体1作品見て刺されば大抵全部刺さります。笑
わたしはそうでした。
これは、わたしの「好み」だったんです。
でも、正直な話、全ての作品が「めっちゃ面白い!」ってなってはなくて、
好み・タイプと思える劇団でも、面白いと思える作品とそうでないと思う作品とがあった。
ミントンズさんのは、日本臭さが好きで岸田國士も好いていた私にとって、最初は予想していたのとは違う風が吹いてきた感覚があった。
日本臭さではやく、むしろ抽象的な舞台装置で作品を仕上げられていて、そのお陰でもっともっと想像の余地を与えられたというか、
「ここから先はあなたが物語を飾り付けていいのですよ〜♪」と言ってもらえた様な感じがして、めっちゃ気持ちよかったのです!!!
すごいな、お芝居が素敵な人たちってそんなことまでできるんだな、魔法みたいだな。
最近は俳優としての自分の方針を決めるために、どんな作風が好きか?みたいなのをもっぱら考えていたけど、それだけじゃなんか嫌になってきた。
笑
なんかまだまだ言語化が足りないけど、うまいこと自分の中で解釈できていけたらいいなぁ。
うむ。
さああああー!!
明日はね!
スイーツの食べ放題に行くの🍓♡
今から胃をいい感じのコンディションに整えているよ。明日は食べるのじゃー!!!
じゃあ、今日はこの辺でー!
最後までお付き合いありがとう。
これからもいろんなことを言語化できるように頑張っていくので、よければまたnote覗いてくださいな🌺
ぽやしみ~
田中成美