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t_and_s_coach
鬼が笑うPTA
年末だ。
来年のことを言うと鬼が笑うというのに
PTAでは
絶賛
来年のことばかり話し中。
来年度の本部役員はどうする?
どうやって募集する?
会長は誰がやる?
委員やボランティアはどうやって呼びかける?
引き継ぎはどうする?
予算はどうする?
活動計画はどうする?
などなど…
みんな
自分が選ばれたときには
あんなにショックだったのに
この時期になると
次のひとをちゃんと選んで引き継がねば!
となる。
それだけ
この数ヶ月
一生懸命に与えられた役割を頑張ってきて
この組織とこの役割に
愛着がわいたってことかも…?
少しでもラクにして
少しでも分かりやすくして
次のひとに引き継ぎたいと、
綿密な引き継ぎ資料が作られ
なんなら次年度の活動予定まで作られる。
みんなとっても親切で
いいひとが多いんだなぁ
と実感する。
しかしここで
わたしは言いたい。
来年のことは
来年のひとを信じて任せようよ!
と。
来年のひとはこんなに動けないかもしれないから
先にいろいろ決めておいてあげよう
というような引き継ぎが
来年のひとの自由を奪うことにもなる。
自分たちで決められない
自分たちで選べない活動って
ちっともおもしろくない。
こんなところから
PTAの「強制的」って言われる面が
育ってきているのかもしれない。
来年のことは
来年にね。
ほどほどにしとかないと
鬼が笑うよ。