PTAの「イラッ!」をどうするか
夫が在宅勤務の日の朝には
ちょっとした家事を
分担してもらっている。
ある日
夫が
「今日は早く仕事始めるわ」
と言って
分担された家事をしないことがあった。
なにぃーーー!
と
イラッ
とした。
そして思った。
あ、
わたしがやらなくてもよかったこと
を
突然やらなくちゃいけなくなって、
しかもそれが当たり前のように
流されて、
それで
イラッ
とするんだな…と。
夫だから特に、
わたしの
イラッ!
のスイッチが入るのは
めちゃくちゃ早い。
我が子ならもう少しゆっくりと
スイッチが入る。
友達なら
もっともっとゆっくりじわじわと
スイッチが動き始める。
が、
予想外のことが
我が身に理不尽に降り掛かったときには
遅かれ早かれ
多かれ少なかれ
イラッ
のスイッチは作動するかもな
と思った。
ひとは
こういう状況に
弱いのだ。
PTAで
やろうと思っていなかったのに
くじで委員に選出され
怒ったり泣いたりするひとが
出ることがある。
これも
わたしがやらなくてもよかったはずなのに
なぜわたしがやらされるのだ
と
突然に起こった理不尽なことに
イラッ
のスイッチが入るからだ。
わたしは
PTA改革で
うちのPTAでは
イラッ
を生まないように
いろいろと
工夫をしてきている。
が
それでも
全てのひとが
全てのときにおいて
イラッ
とすることがないか…
と言われたら、
そんなことは不可能だと思う。
PTAは
残念ながら
強制や前例踏襲など
イラッ
となる要素が多い。
ひとつ変えても
うまくいかずに
違う
イラッ
が発生することもある。
子どもの通う学校が同じ
というだけのひとと
一緒に
複雑なことを進めようとするから、
人間関係のために
イラッ
が止まらないこともある。
わたしたちは
イラッ
のスイッチと
うまく付き合っていきながら、
少しずつ
状況改善を
していかなくてはいけない。
イラッ
のスイッチは、
自分の心の中。
スイッチが
爆速で最大パワーでオン!
になると
自分も疲れてしまう。
スイッチが
ゆっくりゆっくり動くように
調節を学ばなくてはいけない。
状況改善は
自分の外側。
すぐにはどうにもならないものも
おおいにたくさんある。
でもあきらめずに
できるところから
少しずつでも
変わっていくように
一歩ずつ進んでいけたらと思っている。