卒団式
地元の
小学生向けサッカースクールで
お手伝いをしている。
息子がお世話になっていたころに
お手伝いを始め、
なぜか
息子がやめたあとも
そのまま私だけ残っている。
わたしには
サッカー経験はない。
でも
指導者講習を受けたりしているので
一応「コーチ」ということで
参加している。
低学年中心に
補助的にみているのだが、
低学年(特に男子)は
ぽやっとしているから
あのオバサンどうやらボール蹴れないな?
とまだバレていない。(はず…)
わたしのほかは
みんなベテランコーチで、
ベテランも大ベテランの
おじいちゃんコーチもいたりする。
さて
そのサッカースクールで
先日
6年生の卒団式が
行われた。
高学年になると
次第に継続する人数が減ってしまうのだが、
最後までやり遂げた6年生が5名、
めでたく卒団式の日を迎えた。
卒団生からひとこともらい、
コーチたちからもひとことしゃべり、
色紙と記念品が渡されて、
記念写真を撮る…
という会。
卒団生の保護者も参加し、
とてもアットホームで
なごやかな雰囲気の中で行われた。
卒団生たちは、
中学生になったらいろんなことにチャレンジします!
とか
サッカー続けます!
とか
それぞれの抱負を語ってくれた。
こういう節目に
自分の言葉で自分のことを語るのは
いいことだなと思う。
そして
コーチたちからもひとこと。
おじいちゃんコーチが
子どもたちに向けて語ってくれた言葉が
とてもよかった。
コーチである年配のおじいちゃんにとっては
子どもたちになにかを伝える機会なんて
なかなかなくて、
そして
子どもたちにとっても
親戚でもない年配のおじいちゃんから
なにかを語りかけられる機会なんて
なかなかない。
おじいちゃんコーチは
もしかしたら
これが最後かもしれない
というくらいの
覚悟を持って
子どもたちに語りかけてくれている。
ゆえに
非常に
言葉に重みがあった。
サッカーで大切なのは
技術、戦術、体力、メンタル
そして
エモーションだ
と
おじいちゃんコーチは言う。
エモーションは非常に大事だ。
うれしい!とか
くやしい!とか
感謝の気持ちなど
自分の心の動きを大事にして
これからも
様々なスポーツに取り組もう。
また、別のおじいちゃんコーチも言う。
若いうちに身体を動かして
好きなスポーツをずっと続けていれば
歳をとっても
動ける身体が維持できる。
ぜひみんなも
好きなスポーツを見つけて
続けていこう。
おじいちゃんコーチたちの言葉は
子どもたちの心に届いたかな…?
サッカーを通じて得たものを胸に
これからも成長していってほしい!