変えにくいPTA

こんにちは。
PTAかいちょーさんです。

娘の通う公立中学校で
PTA会長として改革に取り組んでいます。


わたしは
子どもが多いので
「PTA役員の掛け持ち」
をよくしています。

あちこちの学校のPTAの様子がわかり
他校の活動に活かしたりできるので
わたし自身は
おもしろがってやっています。
(非常に勉強になっています。)



さて…
今年度は
中学校会長の他に
高校で
学年委員という委員をやっています。

学年委員は
クラスから1名ずつ選出され、
主に保護者同士の親睦をはかる活動をします。

で、
学年委員に対しては
本部役員の
「学年委員担当役員」(副会長さん)
が窓口になっていて、
本部からの連絡を知らせたり
活動の進捗報告を受けたり
しています。

ようするに
「学年委員担当役員」さんの
号令のもとに
学年委員一同が
動いているイメージです。

ちなみに
「学年委員担当役員」さんは
細やかに気がつく
親切な
めちゃくちゃいいひとです。


さて…
先日、
「学年委員担当役員」さんから
学年委員へ
連絡がありました。

今年度の活動報告書の提出と
次年度の活動計画作成を
よろしくお願いしますとのことでした。

昨年度の書面があり、
それを雛形として作成すれば
大丈夫ですから
心配しないでくださいね〜
困ったらなんでも相談してくださいね〜
とのことでした。
(めちゃくちゃ親切!)

学年委員としては
昨年度のデータを
少し書き換えるだけで済むので、
これは非常にラクだし
ほとんどアタマ使わないで
短時間で出来上がります。

素晴らしく親切で
ありがたいことです。
どこかの誰かが
以前考えて作ってくれたもののおかげで
そしてそれを
ちゃんと伝えてくれたことのおかげで
今のわたしたちは
ラクができる!!
素晴らしいことです。

なのですが…
どうしても
わたしは
いや、これでいいんだろうか…
と思ってしまいました。


変えようと思わない
変えにくい
変える余地がない

そんなPTAが
次年度へ引き継がれていく現場に
わたしは立ち会っているのだ
と思ってしまったのです…。

これが前例踏襲を生むのだ…


PTAの前例踏襲主義が
元気に産声をあげる瞬間を
目にした気分でした。

悪気がないどころか
とっても親切なつもりで
丁寧に前年度データの引き継ぎを
やってくれているはずなんです。

そして
変えちゃいけないなんて
ちっとも言われてないのに…

なんだろう。
この
変えなくていいよね感と
変えちゃいけない感!!

変えよう変えたい変えねば人間のわたしが、
昨年度のままで
書類出しとこう…と
思っちゃうくらいの、
ものすごく
流れるようにスムーズな
前例踏襲主義よ…


変えにくいわけだ、PTA。

システムの歯車に組み込まれてる
1委員の立場からは
全体像が見えなすぎて
変えようなんてことすら思いつかない。

あれ?
と思っても
1年過ぎれば歯車から外れ
違うひとが歯車に組み込まれる。

変わらないわけだ、PTA。

やはり、
これは、
会長こそががんばって
全体を見回しながら
グイグイ進めていかないと、
PTAは
決して変わらぬままに
時だけが過ぎてゆくぞ…

決意を新たにし、
中学での改革を
なんとしても
会長であるわたしが
先頭切って進めていかねば…

強く思ったのでした。

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