テスラ、日鉄
●テスラ
これをどう見るかだけど、テスラの価格帯だと、そこまでネガティブではないように思う。BYDに対抗できる低価格帯のEVを作ってくれれば、まったく状況は変わるはずだ。そしてFSDを磨き上げて、2030年以降には自動運転で稼ぐモデルになっていると思う。
ロボタクシー、オプティマス、ギガパックと全部重要なので分散している感があるが、低価格帯のEVを出してくることに期待している。
●日鉄とUSスチール
買収のプロセスが頓挫しているとの報道。
鉄は国家なりと言われていたが、昨今は半導体チップが重要物資になっているので、行けるかなという感じだったが、手放すとなると脅威を感じるのは分かる。
日本の場合も、セブンがクシュタールからの買収を政府は介入しないだろうか。コンビニは特に地方の高齢化したエリアでは、今後の生活インフラとして欠かせない産業になっているだろう。
日産に関してもホンハイには売れないと思っていそうである。自動車産業は「国体」に関わると感じているのではないか。
経済合理性と国の形みたい非合理(と経済的には考えれること)の間で、今後どんな展開になるか注目したい。