【マスターデュエル】初心者,復帰勢へオススメデッキ,『電脳堺』でのプラチナⅠガイド
この記事の内容は以下の構成となっています.
※2022年1月30日現在,このマスターデュエル環境における『電脳堺』デッキの最強カード『真竜皇V.F.D.』は,OCG環境を鑑みるに今後禁止カードとなり得ます.どのデッキにも今後の制限改定によってパワーは変わりうるので,その点を承知したうえでデッキを選びましょう.
⓪ 『Definition』・・・読んでほしい読者層とこの記事の前提について
この記事は,OCGの遊戯王を2016年にやめた著者がマスターデュエルで復帰し,1週間でプラチナⅠに電脳堺デッキで到達できたことの記録になります.2016年はリンクモンスターすらも出てきておらずマスターデュエルの環境やカードは大きく異なります.そんな自分と同じような条件でプラチナⅠを目指したい読者,つまり
『前知識なしでマスターデュエルの環境も知らないけど,現マスターデュエル環境にて,強いデッキで早めにプラチナⅠに到達したい』読者を対象としています.
① 『Why』・・・電脳堺を選択する理由
上記を読者層だと想定して電脳堺デッキを私はオススメします.理由は
1.デッキの強さ
2.デッキのタイプ
3.理解のしやすさ
です.
【1.デッキの強さ】
・・・手早くプラチナⅠに行くには勝率が高いデッキが好ましいです.2022年1月27日時点のマスターデュエルTier1に君臨しているデッキは大体「電脳堺」「エルドリッチ」「閃刀姫」「鉄獣戦線」「ドライトロン」等になります.上記のどれかを選び,自分に合うデッキにするのがよいでしょう.プレイしたいタイミングで適当にネットで検索し,その都度環境のtier1デッキ群の名前だけは調べておくと良いです.
「電脳堺」は現代のOCGにて禁止の強エクシーズモンスター「真竜皇 V.F.D.」が使えるのも私が選んだポイントの一つです.
あまり環境に詳しくないのなら,とりあえず強いデッキを調べて使いましょう.
【2.デッキのタイプ】
・・・「電脳堺」は先行制圧型,または後攻ワンキル型のデッキタイプになります.手札誘発による妨害を1,2回喰らっても手札次第である程度制圧できる盤面を作れるのが大きいです.初動に最低2枚必要ですがその二枚の選択肢は多く,安定した勝率が見込めます.また,このデッキタイプは相手のデッキや環境の理解が不十分でも勝てることが多いので,初心者または復帰勢向きと言えると思います.ソリティアとまでは行きませんが,ソロモードで動きの練習しやすいのもメリットです.
環境理解が不十分でも勝ちやすい先行制圧,後攻ワンキル型のデッキを使いましょう.試合時間も短く済みます.
【3.理解のしやすさ】
・・・先行制圧,後攻ワンキル型のデッキは,何をすれば良いのかが分かりやすいです.『この手札なら,どこまで展開できる』,『この手札なら何妨害まで耐えてキルを狙える』といったパターンを暗記するだけでよいです.
パターンは多くなると混乱して「難しいデッキ」という印象を受けてしまうかもしれませんが,逆に言うとパターンを覚えてしまえばある程度は機械的にプレイでき1試合にかかる時間も減らせます.
ゴールが明確なデッキ,ルート(展開パターン)を覚えるだけで良いデッキを使いましょう.
② 『How』・・・プラチナⅠ達成までの流れ
大体以下のような流れをオススメしています.他の記事で散々書かれているようなことは省き,いくつかの項番をピックアップして解説していきます.
【0.作成するデッキレシピを探して決める】
・・・youtubeやネット検索で「電脳堺 プラチナ デッキ」等をキーワードにして良さそうなデッキレシピを探しましょう.人それぞれ探し方はありますが,
・環境の変化を考えて直近の記事やyoutubeから探す
・デッキ資産を考えて安めのデッキレシピを探す
・有名な人が書いた記事や動画から探す
・複数の記事や動画を複合して参考にし一番採用率の高いレシピを探す
等自分なりのデッキを確定していってください.大体同じようなものでここに差異はさほどありません.
紹介として自分は以下のyoutube動画を参考にしてデッキレシピを組みました.
【tier1】勝率90%でプラチナtier1達成!電脳堺でランクマッチ!!【遊戯王マスターデュエル】
・・・映像からはカード名が分かりにくいかもしれませんが頑張ってカード名を調べました.展開例として参考にもした動画になっています.
【5.youtube,記事から基本的な先行展開の知識を身に着ける】
・・・項番0の時に実施してもよいと思います.
項番0で紹介した上記youtube動画以外に参考にしたのは以下の記事になります.
https://appmedia.jp/master_duel/27311830
・・・電脳堺の展開方法の一つ※初動カード《電脳堺都-九竜》+《電脳堺媛-瑞々》からのV・F・Dまでの展開例が記載されている.
・・・展開パターンが多すぎてちょっと頭に入ってこなかったけど,手札の組み合わせに応じて複数の展開を記載されているので,役に立つかもしれない.
・・・プラチナⅠを取った後に読んだ記事.
簡単にまとめられており,見やすい.導入記事としてオススメできる.
【6.ソロモードでコンピュータ相手に回し方の練習】
・・・私は20戦ほどソロモードにこもり,上記記事を横目にゆっくり先行展開や後攻ワンキルを練習しました.自分のカードの効果や展開すら分からない状態でいきなりランク戦に行くと制限時間に焦るあまり適当にプレイしてしまい,特に身につくことなく試合数をこなすことになってしまいます.
基本の展開だけでも覚えて,ランク戦に臨むとよいです.
【7.デュエルモードで実践(しながら理解を深める)】
・・・展開方法を間違えてもサレンダーしないことを意識していました.
このマスターデュエルがリリースされた序盤というのは相手も初心者や復帰勢であることが多いです.相手が勝っている場面で相手がミスをしたり,勝っていることに気づかず相手から何故かサレンダーしてくることが多々あることからサレンダーしないことを個人的にお勧めします.初手を見て思うように動けないときも,相手にブンブン展開されていても,粘り強く勝てそうなルートを探していくとより自分のデッキの理解度が深まることも理由の一つです.
しかし,「時間が惜しい,どんどんデュエルしたい!」タイプの人は逆にどんどんサレンダーして試行回数を増やした方が理解が早まり良いと思います.
ただ,サレンダーすると戦績データに反映されないっぽいので,勝率を正確に記録しておきたい方はサレンダーや回戦落ちは避けれたら避けましょう.
③ 『What』・・・デッキの動かし方
・参考記事や参考動画に沢山基本的な部分は書いてあるので,プレイして私が思ったtips(プレイングのヒント)を記載していこうと思います.
【先行編】
1.朱雀をなんとかしてデッキから表側表示で出しておく
初手に九竜がある場合は何も考えなくてもよいですが,初手に九竜がない場合でも朱雀は出せます.優先すべきはV・F・Dを場に出すことですが,朱雀も優秀な相手ターンの妨害札なので可能なら出しておきましょう.電脳堺モンスターの効果を発動して特殊召喚する際,朱雀を対象に発動した方が効率が良い場面はとても多いのでなおさらです.一例を載せておきます(AとBでシンクロできるような組み合わせにできるとなお良し).
2.エンドフェイズ時までに朱雀のコストを用意しておく
V・F・Dを出して満足するのではなく,追加の妨害を用意しておくと勝率はあがります.『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』や『電脳堺狐-仙々』を追加で横に並べるのも妨害として強いですが,玄武や朱雀,青龍等の墓地効果を利用して,朱雀を相手ターンに発動できるようにしておきましょう.
3.娘々の除外時効果は無闇に使わない
朱雀の効果を発動する上での大事なコストとなるので,初ターン目は基本除外された時の娘々の効果(除外されたカードをデッキへ戻す)は発動しないようにしています.ただし娘々は裏側表示で除外されたカードも戻せるので,強欲で貪欲な壺を先に発動している場合は積極的に使っていきたいです.
4.V・F・Dは守備表示で特殊召喚する
相手の後攻1ターン目で怖いのが『サンダーボルト』や『ライトニング・ストーム』によるモンスター除去になります.チェーンしてV・F・Dの効果を使えるので相手による後攻ワンキルはある程度防げますが,少なくとも『ライトニング・ストーム』を喰らうリスクや打点を下げられてV・F・Dを上から戦闘破壊されるリスクはできれば避けましょう.守備表示なら大抵破壊されません.
【後攻編】
1.可能な限り除去したうえでワンキルや制圧を狙う
『電脳堺狐-仙々』,『灼銀の機竜』,『電脳堺獣-鷲々』等を展開すれば打点は8000を超えると思いますが,後攻なので相手モンスターや魔法罠が大抵待ち構えています.実質ノーコストで除去できる『灼銀の機竜』,『電脳堺獣-鷲々』にて相手のカードを除去してからワンキルを狙いたいです.場合によっては『瑚之龍』や『飢鰐竜アーケティス』の破壊効果を使うことも考えます.『瑚之龍』や『飢鰐竜アーケティス』はドローソースとして使った後ランク9やエクシーズに繋げるための素材に使いたいので,この場合はワンキルというよりも後攻除去+後攻制圧(V・F・D)に切り替えるのもありです.
勿論割り切って除去せずに並べて突っ込む度胸も必要です.
本来だと相手のデッキタイプから投入される罠等を推測して判断しますが,直近の環境では攻撃反応の罠を積むデッキは少ないように思われますので,展開を妨害されなかったら突っ込んじゃってもいいかもしれないです.
2.電脳堺モンスターは攻撃表示で特殊召喚できるし打点になりうることを忘れない
シンクロやエクシーズの素材としてしか見れなくなりがちですが,下級の電脳堺モンスターも以外と攻撃力を持っているので,後攻ワンキルを狙う際の打点計算に入れ忘れないようにしましょう.『電脳堺麟-麟々』は打点1800あります.玄武使って二体目並べるだけでも3600打点になり6エクシーズにしてしまうより打点があります.
【その他】
1.『強欲で貪欲な壺』は諸刃の剣で最終手段.除外された罠のチェックを忘れずに
基本玄武1枚,朱雀2枚構成が流行っている中,初手で九竜を引けなかった場合に『強欲で貪欲な壺』を使うと最悪罠カードが全部除外されることがあります.電脳堺媛-瑞々が3体除外される等も悲惨です.可能な限り展開しきってから使用する,またはどうしても展開できないときの最終手段として使用することをオススメします.
2.相手のドローフェイズに発動する『V・F・D』の属性宣言は光がオススメ
『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』を一緒に展開しているならば,相手のデッキタイプを様子見してから発動しても良いと思いますが,不安ならば光がおすすめです.
手札や墓地で発動するモンスターの効果もできれば防ぎたいと思った時に,光を選択しておけばドライトロンデッキやエルドリッチの効果をそのターンメタれます.
まぁ,相手の動きも見てからでも遅くはないことも多いので好みでプレイしてみてください.
以上になります.
参考になれましたら幸いです.
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