世の中騙し合い

ずっと楽しみにしている映画がありまして!
「六人の嘘つきな大学生」なのですが、
映画を観る前に文字から想像したかったので本を買いました。(ネタバレ注意かも)

活字を読むことができない時期が続いていたから不安だったけど、するすると読めて、2日で完読。
最初は、人間不信になりそうって思いながら読み進めてて、若干ダメージも喰らってお腹いっぱいになったと思ったら、まだ半ページ残ってるの。
びっくりした。もうその時には物語が完結したようにも感じていたんだけど、本番はそこからでした。

とはいえ、登場人物が出揃ったとこで、この人が犯人なんだろうなと思ってた人物がそのまま犯人だった。
でもこれは構成を考えたときの予測で、読み進めていって感情が入ると、大きく揺さぶられた。
終わり方もそこが着地ね!という感じ。

私はドロドログサグサする本好きだから、素直な感想としては綺麗事でまとめられた感じがしちゃったんだけど、社会で生きていくには綺麗事にするしかないよねと痛感。それが社会だし人間だよね

私は社会人3年目で就活生ではないけど、自分と重なる感情もあって。断片的な情報で何事も判断してはいけないし、見えるものが全てではない。その事実をプラスに働かせるべきなんだよな〜


なんか社内を俯瞰したとき、どことなく重なって、就活から話を繰り広げてるけど、社会が凝縮されたイベントなだけで、ちゃんと社会なんだよな〜

騙しあって裏切って、でもけろっとした顔をして自分を取り繕う。自分にとって都合がいい着地になるように調整して、それができない人間が弱者として敗北していく。


馬鹿みたいだなと思うけど、生きる為に必要な術だなとも思う

何にもまとまってない所感をつらつらと。
ここからどう自身の気持ちが成熟して、どんな形で着地していくのか自分でも楽しみ。

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