向日葵の苗の話と毒親育ちの子供
以前にX(エックス)で見かけた「向日葵の苗の間引き」の投稿。
ツリーが長くてうろ覚えかもしれないが投稿者は小学校教師。
低学年の児童に向日葵を栽培させる授業だ。
苗が増えると間引きをしなくてはならない。
この間引きの作業で苗を全て抜いてしまう児童が必ずいるそうだ。
どんなに説明をしても、本人がうなずていても。
その小学校教師の実行した対策は「苗を持って帰って良いよ。」。
そうすることで苗を分けるという作業になり子供たちも理解できるようになったとか。
もっと長いストーリーだったが私が気になったのは
「言う事を聞かない子」「言っていることが理解できない子」
私自身がそうだった。
そういう子供の気持ちが良く分かる。
毒親育ちの子供は親の機嫌で怒られ、ひたすら機嫌が直るのを耐える経験を学習している。
「大人の話は全て説教であり終わるのを耐えて待つ物」になっている。
もちろん内容など頭に入って来ない。
理解を求められればご機嫌取りに笑顔で大きくうなずくだろう。
こうして「言う事を聞かない子」「言っていることが理解できない子」が誕生する。
理解していないのだから出来ないのは当然だ。
発達障害は後天的だと私は信じている。
先天的要素も存在するだろうが見分けは付くのだろうか?
ではそのような子供にどう接したら改善するのか。
とても優しそうな外見と物腰の大人が1対1になって正面から目を見て子供と話す。
まず大人は敵では無い事を理解してもらう。
継続すると「大人の,他人の話は聞くもの」という概念が身に付く。
そして話を聞いて理解することを覚える。
単純な事だ。しかしここまでしてくれる教師などいない。
1人になど手を掛けない。問題児として処理する方が早い。
毒親に苦情を入れ… 最悪な悪循環の出来上がり。