バ課長 爆誕
転職を幾度も経験して今の会社に一応落ち着いている。
今はそこそこのメーカーに勤務している。
新卒は一流大学のマスターかドクター(修士か博士)しか採用していない。
そんな会社の課長がバカな訳がないと思い込んでいた。
実際はバカだった。
とある成果物を提出したときに「○○は何に使うのですか。」とコメントと共に承認却下された。
私は激怒した。
○○を例えるなら「ボールペン」のような物。
何に使うか説明しろとは一種のハラスメントじゃないか。
たぶん中身を読んでいないんだろう。
いつもの事だ。メールもチャットも読んでいない。
私をバカにしているからだ。
私も分かっている。
嘘でも良いから「××に使用するため。」とコメントすればよいのだが、
このバ課長はオンライン申請でキャッチボールを楽しんでいるようにしか見えない。
仕事の邪魔。
激怒したことについて話し合いはしたが和解は無かった。
そして現在、新卒で入社した仕事のできない若手がいる。
ドクターを持っている。しかし仕事が出来ない。
要領も仕事の覚えも悪く、他人とのコミュニケーションも間が悪い。
KY君だ。
ベテラン社員で絶対に他人の悪口は言わないような人でさえもボヤいていた。
その仕事が出来ない若手君は実務を減らされ何かの会議の参加要因になっていた。
およそ下らない意見をだらだらと述べるだけの会議であろう。
エキスパート社員がそのオンライン会議に参加していたが、参加半分で仕事についての質問に応対してくれたことがある。
バ課長が喋っているのを聞いて「バッカじゃないの、こんなこと質問してるよ。」と毒づいていた。
KY君はこのまま口が達者なだけでこの会社に残り続けるのだろう。
下らない会議要因として。
そしてこういうのがバ課長になるのだろう。
KYで、他人への配慮ができない、仕事内容が理解できない、苦労を想像もしない、命令権はある。
バ課長爆誕。
社会の仕組みを理解してしまった瞬間であった。
こういう人間達が「嫌われる勇気」とかいう本を読んでいそう。
いやもう嫌われるとかじゃなくダメ人間なんだから治そうよ。
後々から分かってくる。
メールもチャットも読まないのは忙しいから。
忙しいのは仕事が出来ないから。
あぁ無能。