お伊勢参りの旅④~豊受大神宮(外宮)~
豊受大神宮
いよいよ神宮参拝です。昨年訪れたときは8時前頃から参拝しましたが、今回はもっと早めて7時過ぎに到着しました。神宮は外宮先拝なので外宮からお詣りします。
外宮の入口の火除橋。誰もいないって素晴らしいですね。とはいっても無人ではなく、すでに何組もの参拝者とすれ違いました。中には小さなお子さんを連れたご家族にも。家族で早朝から外宮参拝とは素敵なご家族です(^^)
正宮
俗に「伊勢神宮」と呼ばれますが、正式には「神宮」です。また、神宮は特定の1社を指すのではなく、皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の正宮をはじめ、別宮、摂社、末社、所管社全125社の総称なんですよね。ちなみに、神宮では御朱印がいただけるのが「内宮」「外宮」「月讀宮」「倭姫宮」「月夜見宮」「伊雑宮」「瀧原宮」の7社です。
外宮とも呼ばれる豊受大神宮に祀られる豊受大神は内宮に祀られる天照大神の食事を司る御饌津神(みけつかみ)として、雄略天皇22年(内宮鎮座からおよそ500年後)にお祀りされました。
まだ朝の冷たい空気、鳥のさえずり、全てが清々しく感じます。人も少ないので周りを気にせずにゆっくりとお詣りができます。
ちなみに上の写真の鳥居の形をしてるのが「板垣南御門」、その奥に見えるお詣りする場所が「外玉垣南御門」です。正殿は日本古来の建築様式である唯一神明造の社殿で幾重にも垣根で囲まれています。
お詣りが終わったら、境内にある別宮にもお詣りします。
別宮
外宮に所属する別宮は4つあり、そのうち3つが境内にあります。その中でも多賀宮(たかのみや)は第一位にあたり、高宮ともいわれ小高い丘の上にあります。
神宮の社殿は基本的に唯一神明造で同じ形をしています。神明造とは屋根の形がVの字を逆さまにした形で、屋根の面が正面を向いている造りです。
御朱印・御朱印帳
お詣りを済ませたら授与所で御朱印帳と御朱印を頂きました。昨年訪れたときは事前に神宮会館の通販で蒔絵の御朱印帳を持ってきましたが、今回は神宮の古くからあるオリジナルの御朱印帳を拝受。シンプルですが、最初の3面に神宮についての説明があります。
何だかんだ小1時間、境内を散策しました。この後はいよいよ内宮参拝です。
(つづく)