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京都寺社巡りの旅③~石清水八幡宮~

宇治から車で25分ほど移動し、石清水八幡宮に。敢えて頓宮(とんぐう、仮の宮や遥拝所のこと)の駐車場に止めて参拝することにしました。

二ノ鳥居

裏参道もありましたが、坂が急なので表参道から。とはいえ男山山頂に社殿があるので上り坂が続きます。夏じゃなくて良かった(^^ゞ

10分ほど登ると三ノ鳥居が見えてきます。ここから社殿まで参道が真っ直ぐ延びます。

鳥居の先に「1ツ石」と呼ばれるものがあります。「勝負石」とも呼ばれる勝負必勝・勝運の石だそうです。

南総門
御社殿

石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
御祭神 応神天皇(おうじんてんのう)
    <誉田別尊(ほんだわけのみこと)>
    比咩大神(ひめおおかみ)
     多紀理毘賣命(たぎりびめのみこと)
     市寸島姫命(いちきしまひめのみこと)
     多岐津毘賣命(たぎつひめのみこと)
     ※宗像三神を比咩大神として祀っています
    神功皇后(じんぐうこうごう)
    <息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)>
鎮座地 京都府八幡市八幡高坊

さて、南総門をくぐると御社殿ですが、よく写真を見て下さい。門の正面と社殿の正面がずれているんです。社殿は南を向いていますが、少し斜めに参道が門まで続いています。どうもこれは、参道を帰る際、社殿にお尻を向けないようにということのようですね。一般的には門から真っ直ぐ参道が延びますが、時々、こういう造りの神社も見かけます。もちろん、理由は様々ですけどね。

 お詣りをした後は、御社殿をぐるっと回ります。大きい神社に行ったときは、できるならば御社殿をぐるっと回ります。ノンビリ歩きながらゆったりとした気持ちになれます。ちなみに、社殿の真後ろに行ったときにも手を合わせます。これも色んないわれがありますが、御本殿(御祭神が祀られている場所)に一番近いということです。

御社殿の真後ろに当たる場所。写真は回廊です。

 ぐるっと一回りしてきました。八幡宮の総本社は宇佐神宮(大分県宇佐市)で、平安時代に宇佐神宮から勧請されたのがこちらになりますが、この石清水八幡宮は天慶2(939)年に起こった平将門・藤原純友の乱の折には、朝廷よりご請願があり八幡大神様の御神威をもって速やかに平定されて以来、国家鎮護の社として皇室の御崇敬は益々厚いものとなり、天皇の行幸や上皇の御幸は、円融天皇(第64代)の行幸以来、実に240余度にも及び、伊勢の神宮に次ぐ第二の宗廟とも称されるようになるほど、信仰の篤い神社です。全国にある八幡神社にはここから勧請された神社もたくさんあります。

 参拝後は社務所で御朱印を頂きました。境内社の御朱印もあったのですが、今回は書入れしていただける本社のものをいただきました。この後は裏参道で駐車場に戻りました。

駐車場の側にある境内社の「高良神社」鳥居
高良神社の神楽殿(手前)と社殿(奥)
頓宮の神門
石清水八幡宮の頓宮

 何だかんだ1時間ほどの参拝となりました。この後は、車で1時間ほど北へ大きく移動し、貴船神社に参拝です。

(つづく)


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