
伊勢神宮参拝(その5)~伊雑宮~
月夜見宮(伊勢市)から車で30分ほど移動し、志摩市磯部町上之郷に鎮座する内宮別宮の「伊雑宮」に参拝。以前、伊勢参りをしたときは、伊勢市から離れた「伊雑宮」「瀧原宮」には伺っていないので初参拝になります。
伊雑宮(いざわのみや)
御祭神 天照大神御魂
創建は古く、倭姫命が御贄地を定めるため、志摩国を巡行された後、伊佐波登美命がこの地に神殿を創建し、天照大御神の御魂をお祀りしたと伝えられています。「いぞうぐう」とも呼ばれ、古くから「遙宮」として崇敬を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒が祈られてきました。
鳥居をくぐって参道をすすみます。沢山の木々に囲まれて気持ちの良い風が吹いていました。
社殿の手前には、忌火屋殿(いみびやでん)と祓所(はらえど)があります。忌火屋殿はお供え物の準備をするところで、祓所は神饌や神職のお祓いをするところです。
右が忌火屋殿、左が祓所です。
伊雑宮の社殿です。天照大神の御魂をお祀りしているだけ合って、背筋が伸びる思いがします。他にお詣りしている人も少ないので、静かにゆっくりとお詣りすることが出来ました。
境内には沢山の木々がありますが、この2本の杉の木。1つは倒れたわけではなく斜めに成長していったそうです。何だかとても不思議な眺めです。
この楠もなんとも不思議な空気を醸し出していますね。巾着クスというそうで、どうしてこういう形状になったのかはわかりませんが、つい見入ってしまいます。
御朱印です。
さぁ、この後は今回のお伊勢参り最後の「瀧原宮」に向かいます。
(つづく)