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2022 夏の巡礼旅⑤~大阪市内編(その1)~
夏の巡礼旅。2日目は大阪です。寺社巡りとしては初上陸の地なので、梅で駅付近で電動自転車を借りて市内を巡ることにしました。まずは住吉大社にお詣りです。
住吉大社
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住吉大社(すみよしたいしゃ)
【創 建】 神功皇后摂政12年(211年)
【御祭神】 第一本宮 底筒男命(そこつつおのみこと)
第二本宮 中筒男命(なかつつおのみこと)
第三本宮 外筒男命(うわつつおのみこと)
第四本宮 息長足姫尊
(おきながたらしひめのみこと;神功皇后)
【社 格】 式内社/摂津国一之宮/旧官幣大社
【鎮座地】 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
ちなみに、御祭神の底筒男命、中筒男命、外筒男命の三柱をまとめて「住吉三神」といいます。ここ住吉大社は全国にある住吉神社など住吉三神を祀る神社の総本山となります。ちなみに、住吉大神となった場合は、息長足姫命も含める場合があるそうです。
住吉三神と神功皇后
住吉三神は、伊弉諾尊が黄泉の国から逃げて帰り禊祓をした際に誕生した神様とされています。住吉大社のHPによれば
仁徳天皇の住吉津の開港以来、遣隋使・遣唐使に代表される航海の守護神として崇敬をあつめ、また、王朝時代には和歌・文学の神として、あるいは現実に姿を現される神としての信仰もあり、禊祓・産業・貿易・外交の祖神と仰がれています。
とあります。また、神功皇后が新羅遠征(三韓遠征)の際に、住吉大神の加護を受け、巨大な新羅を平定し帰還したことからこの地に創建されたと言われています。
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鳥居をくぐると、まずは朱の鮮やかな反橋が見えてきます。実際に渡ることができます。橋を渡ると二ノ鳥居と朱の神門と回廊が見えてきます。
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社殿
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住吉大社では4柱が祀られていますが、それぞれ社殿があります。一番奥が「第一本宮」、その手前に「第二本宮」、その手前に「第三本宮」、第三本宮の向かって右手に「第四本宮」が建っています。非常に変わった配置になっているのが特徴です。
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また、本殿が縦に長い造りをしています。本殿も拝殿も切妻造ですが、本殿は妻入り、拝殿は平入りになっている「住吉造」と呼ばれる建築方法です。
※切妻造・・・屋根の形が本を開いて逆さまに置いたような三角形になっている
※妻入り・・・建物を横から見たとき屋根が三角形に見える面に入口がある
※平入り・・・建物を横から見たとき屋根が長方形に見える面に入口がある
第一本宮から第四本宮まで同じ造りですが、第一本宮だけはやや大きめの作りになっています。
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広い境内に4つの社殿が堂々と建っています。とても神聖な空気に満ちていて、落ち着きます。街中にありますが、敷地が広く緑も多いので、大通りが側にあるとは思えません。
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御朱印
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和紙に刺繍が入ったものもありましたが、初めて伺った神社ですので一番シンプルなものを。刺繍入りは厚手の造りなので、御朱印帳に貼れません。
さて、空は薄曇りですが・・・暑い・・・(^^ゞここから梅田方面に戻りながら色々と寺社を巡っていきます。
(つづく)