中尊寺(その3)~様々な御堂~
中尊寺は、本堂を中心に沢山の支院があります。一般的には、参道入口から順に奥に進んでいくのかもしれませんが、今回私は、金色堂で御朱印帳を買うために奥から戻りながら、沢山のお堂によってお参りしてきました。その沢山のお堂を紹介します。
弁財天堂
御本尊は辨財天十五童子。周りの池や川とともに祀られていることから「妙音天」とも言われるそうです。
御朱印は書き置きです。
阿弥陀堂
御本尊は阿弥陀如来で、蔵王権現も合祀され、大黒様も安置されています。
御朱印の寺名は「彌陀堂」なんですね。他のお堂の御朱印が割と太い文字なのに対して、こちらの御朱印は細文字ですね。
大日堂
御本尊は金剛界大日如来。時間的に大分参拝の方が増えてきました。
峯薬師堂
御本尊は薬師如来。両脇には日光菩薩、月光菩薩。現在、讃衡蔵にある丈六の薬師如来は、もともとこちらのお堂に安置されていたんだそうですね。
横の池には天然記念物のモリアオガエルが成育しているとかで、かえるの造もあります。御本尊の薬師如来様は病気平癒のご利益があり、特に目のご利益があるそうで、目の御守りや絵馬がありました。
薬師如来の「薬」の字が特徴的ですね。
地蔵堂
御本尊は地蔵菩薩。そしてお堂の隣には道祖神もお祭りされています。授与所で御朱印の受付をして初穂料をお渡ししたらお堂に御朱印帳を持っていくと、住職様が御朱印を書いてくださいます。
弁慶堂
随分沢山の人で賑わっていました。時間的に、ここからお参りを始めて行く人と、自分みたいに戻ってきた人とが合流し、結構な人でした。授与所の方がお堂の中に弁慶の木造があるのでご覧になってくださいと、声をかけていました。
左奥に弁慶、隣には源義経の像。弁慶像は実物大だそうです。
高台にあるので眺めもいいです。
御朱印の列がかなりできていました。お一人で直書きされていたので、仕方がないですね。
ちなみに、弁慶堂の隣には薬師堂がありますが、今は改修工事中なので、お参りも御朱印も残念ながらありませんでした。さて、これで中尊寺シリーズは終了です。いくつか端折った箇所もありますが(鐘楼、観音堂、不動堂など)、とにかく見所満載の中尊寺、さすがは世界遺産ですね(^^)