京都寺社巡りの旅⑦~金閣寺・北野天満宮他~
嵐山から移動。誰もが知る京都の名所、金閣寺です。
鹿苑寺(金閣寺)
室町幕府三代将軍足利義満が造った寺院です。舎利殿である金閣が有名なので金閣寺と呼ばれていますが、実は臨済宗相国寺派の大本山である相国寺(しょうこくじ)の塔頭なんですよね。ちなみに塔頭とは大寺院に属する小寺院を指します、メチャクチャ簡単に言うと・・・(^^ゞ
世界遺産であり、恐らく京都一の名所。大勢の方がお詣りに来ていました。とはいえ、大混雑と言うことはなかったかな。
舎利殿
金閣寺と呼ばれる所以である舎利殿、金閣。三階建てですが、全ての階の造りが異なる変わった作り方です。ちなみに、1階が「寝殿造り」2階が「武家造り」三階が「禅僧仏殿造り」だそうです。3階が仏舎利を納める場所になっています。
今回の旅は、デジカメをもっていかずにiPhone12で撮影しました。なので、頂点の鳳凰はこれが限界かな?それにしてもデジカメ顔負けだね。もちろん、デジカメにはデジカメの良さや、デジカメにしかできないことも多いけどね。やっぱりカメラって荷物になるので(笑)、最近はiPhoneに頼りっぱなしです。
舎利殿を後にすると、あとは庭園内をノンビリ歩いて進みます。義満が極楽浄土をイメージして造っただけ合って、優雅ですね。
石不動堂
弘法大師作と伝えられる石不動明王が御本尊です。秘仏なので直接拝むことはできませんが、こちらにもしっかりとお詣り。ここが鹿苑寺の参拝コースの最後になります。
御朱印
舎利殿(右)と石不動(左)の御朱印を拝受。石不動は書置きです。朱印所は小さいので列ができていました。中学生くらいの集団がいて、うち1人が御朱印を拝受。それを見ながら友達が「すげぇ、流れるような字」と感嘆していました。
平野神社
正直、あまり名前を聞かない神様が祀られていますが、記紀にはでてきません。調べてみると今木神、久度神、古開神は百済の王なんだそうです。ここは、もともと平城京内の宮中(桓武天皇の父、光仁天皇の御所)に祀られていたものを桓武天皇が平安京遷都と共に創建した神社なんです。
神門前の桜「魁(さきがけ)」です。平野神社は桜の名所でもあり、この日も多くの人が桜を愛でに参拝されていました。
拝殿
平成30年の台風21号の被害で倒壊してしまいましたが、無事に修復も終わったようですね。今は、本殿の修復工事中。なので残念ながらここからしかお詣りできませんでした。
御朱印
北野天満宮
平野神社からほど近くに鎮座。全国にたくさんある天満宮、北野神社の総本山です。太宰府天満宮と並んで二大天満宮ですね。
見事な大鳥居です。迫力ありますね。この前のスペースには沢山のタクシーが所狭しと待っています。観光スポットですからね。
境内には沢山の牛がいます。牛と言えば菅原道真公の使いとして知られていますので、天満宮にはお馴染みですね。
楼門
迫力ある立派な楼門。楼門の上部に掛けられた額には、「文道大祖 風月本主」の文言が刻まれています。平安時代中期の学者・慶滋 保胤(よししげ の やすたね)、大江匡衡(おおえのまさひら)が菅原道真公を讃えた言葉なんだそうです。(公式HPより)
三光門
楼門と拝殿の間に立つ中門で「三光門(さんこうもん)」と呼ばれています。月と太陽と星の彫刻があるからなんですが、実際には星の彫刻はないとも言われています。「星欠けの三光門」として北野天満宮の七不思議なんだそうです。
社殿
荘厳な雰囲気を漂わせる社殿は歴史を感じます。さすがは天満宮の総本山。(ちなみに、大宰府には行ったことがないので、そちらにもぜひ伺いたいです)
御朱印
東向観音寺
北野天満宮の参道を歩いていると、ふと目に入ったので何の予備知識も無く参拝しました。後から調べたら、結構見所があったんですね(^^ゞ本堂が東を向いているので「東向」とついています。昔は「西向」もあったそうですが、西向の方は再建されなかったそうです。
京都3日目はこれにて終了。残すところあと1日。まだまだ行きたいところがありますが・・・京都は見所が多すぎて困ります(^^)
(つづく)